昨日の夜は、薬を飲んだにも関わらず
なぜか一睡も出来ず
考え事ばかりしていました。

母の介護をしていた時、
最後に思い詰めていた時は

本当にどうにもならず、

自分の中で 我慢の限界というか
ストレスに耐える力 とか
自分を保つ力 とでもいうのか、

とにかく、支えるもの全てが
プチンと切れて
崩れてしまったと思います。

先生に言われたように
底なし沼でした。

普通ではないから、
自殺願望もない(はず)のに

自殺というより、
自分を殺すという方が
合っているような感覚です。

そんな事ばかり考えていました。

そして
たくさんいる友達や
上司に心配をかけて

いじめにあった事についても、

お前の責任じゃない、
お前がそんな人間じゃない事は、
みんながよく知っている事ぐらい
わかってるだろ。

と言われた事や

私の従姉妹が幼い時、
それこそ命がけの手術を受けた事を
考えていました。

従姉妹は、母方のおばの
二人姉妹の下の娘で、
私より4歳年上です。

生まれつき、心臓が悪かったそうです。

顔色は土のように黒く
異常だと 誰もが思っていた
そうです。
そして、一歳を過ぎても
歩かないのを心配して
病院で診てもらうと、

心臓に穴が空いていると
言われたそうです。

病名は、私は はっきりと
教えてもらった事がありません。

田舎なので手術できる病院もなく
岡山にある病院で手術を
受けたそうです。

病気がわかったのは一歳。
手術を耐えられるようになるまで待って、
手術を受けたのが5歳の時。

おばは、お百度参りもしたと聞きました。

手術の前日から
母達も(私も)岡山にいたそうです。

手術の前日、看護師さんが従姉妹に

「今日が最後だから、お母さんと一緒に
お風呂に入っておいで。」
と言われたそうです。

看護師さんから、タオルと石鹸を
受け取ったおばは
泣きながら 従姉妹の手を引いて
お風呂へ行ったそうで、

その時の後ろ姿は
とても哀れだったと、
義理のおばあさんでさえ
泣きながら話していました。

手術は五分五分だったそうで

当日、先生が手術室に入る前

「命、預かります。」と
言われたそうです。


従姉妹は 10年以上前にも
大きな病気をして
大変心配しましたが、

今も看護師として働いています。

従姉妹によると、
大きな病気だったから
仕事を辞めてほしい と
病院から言われると思っていたけど、

仕事は軽作業だけで
夜勤なしで働いてほしい。
と言われて、安心したと
言っていました。


看護師さんの
「今日が最後だから。」という言葉と、

先生の
「命、預かります。」

の一言は とても重いです。
人生も預かるわけですから。

そんな事を思い出すと

従姉妹に知られたら怒られる。
と思いました。

従姉妹はもう、両親も姉も
亡くしています。

火葬場で、
一人になっちゃった。 と
私の隣で ポツリとつぶやいた声は
忘れる事はありません。

一人だけど一人じゃないよ。
みんながいるよ。

その一言も言うのをためらうほどでした。

従姉妹も必死で生きています。

私も、時々やってくる
悪魔君に 支配されるわけには
いきません。

天使は、魂を天へ運ぶので
天使君にも休んでもらって、

ここは自分で ぼちぼちと
踏ん張っていきます。

なんで 一晩、こんな事
考えてたんだろ。