高齢者って、本気のジゲ言葉を
喋ると
さすがの私も、何を言っているのか
全くわからない事があります。

以前 施設で働いていた時、
大抵は聞き取れる ハズ でした。

しかし、まったく 
何語を喋っているのかわからない
おばあさんがいました。

……あのどんつきまで行ってよお、
しかたねえけえ、あっち行っただが。
……でな、わしゃあ足ぃ投げてよお
……まんぐるじゅうが……
(なんとかかんとか)
でよお、けえったら
まっぼーが いとおて
がめたぞよ。

私、相当頑張りましたが
❓❓❓解読不能。

他の年配の職員さんに助けを求めました。

その人によると

昔、自宅近くの山に山菜を採りに
行った時の話しで、

どこか行き止まりだった。
(どんつき)

仕方ないから、他の道を通って行った。

たくさん山菜が出ていて、
足を投げ出して 
座って採れるほどだった。

周りにいっぱい
=まんぐるじゅう

採り終わって
家に帰ったら、

身体中が痛くて
まいったわ。

という話しでした。

マッポ と聞いたら
私の世代は、「スケバン刑事」の
麻宮サキです。

まさか 身体中とは。

職員さんによれば、
全部 とかいう意味もあるそうです。

がめた は、 まいった。困った。

これがまた、自分の話し慣れた
言い方だから、喋りが早いのなんの。

全く聞き取れず、

「あんたらぁには、無理だわなあ。」

と、通訳してくれた職員さんに
言われました。

まるで 宇宙人です。

あの時は  がめました