母親に薬を飲ませる時、
いつもなら 薬を手にのせると
自分で飲む事はできていました。

それが最近では、
薬を飲む という動作はできるのですが

薬を飲む という認識が
できにくくなりました。

でも、できるだけ 自分でさせなければ
本当にできなくなります。

いつものように 薬を手にのせて.
薬‼️ と言います。

母が、 薬❓

私、  そう、薬‼️ 飲む‼️

母、 これを 飲む❓

私、  飲む‼️

と、何度も同じ事を言います。

文章で長々と言っても
理解できないので

目的語だけ、 単語で

薬‼️

薬を認識したところで

飲む‼️

と、認識できたか
表情を確認しながら
言います。

母、  飲んだらいいか❓

私が、 そう。 と言います。

母は、手にのった薬を飲むのですが、

薬を口に入れたまま、
喋り出します。

お腹すいたなあ。
とか
静かだなあ。
とか

普通に世間話を始めます。

はい、言うまでもなく
4個ある薬のうち 大抵
二つか三つは
口から ポロポロと落ちていきます。

お〜い 😓

何とか 全部 口にねじ込んで

今度は お茶です。

これで飲み込んで。

普通なら 飲みますよね。液体って。

お茶も、口に入れた途端
喋り出します。

志村けんのコントかい‼️😱

さすがに私も、
何年も見ています。
何もしないワケはありません。

ちゃんと、お茶をこぼされてもいいように
タオルエプロンと
バスタオル膝掛け
用意してます。

認知症は、毎日進化しています。

高齢者よ その無限の可能性を
役立ててくれ。