相変わらず、
本気で笑う事ができません。

焦るなと言われても
本心は 焦りはあります。

扶養家族になってしまい
収入がない。

それも大きな問題です。

私の会社員時代の
30代後半頃の年収と、
ダンナ(50代)の 今の年収が
変わらないのです。

そんな事を言ってみたところで
どうにもなりませんが。

やれるように
やるしかない。

介護にかかる費用が
一番のウエイトを占めています。

診察の度、先生の口調は
とても優しいのですが、
視線はとても鋭く、私の目をじっと

見つめます。

私に質問しながら
私の話しを聞く時も
カルテに記入しながら
チラッ チラッ と
私を見る時も、その目はとても厳しいです。

どんなに優しくても、

やはり医者だ と思う瞬間です。

今回の診察で、直接 先生の口から、


よほど重症だから。


という言葉を聞きました。


毎日 鏡を見てはいますが、

その日の夜は、

久々に 意識して

鏡を見ながら 笑顔を作ろうとしたのですが

口も目も ひきつって

うまくいきません。


まるで 笑い方を忘れたような。


目は、力一杯開こうとしているのに

半開き。


人生を諦めたような顔です。


元々何年も 介護のストレスを持ちながら

仕事をしていたので、

それが当たり前になり、


私の体調不良の

一番の原因になった 職場のストレス。

これがなくなって 気が楽になったけど、


今度は 根本にある介護のストレス。


このストレスがなくなれば、

本当に 嘘のように

すっきりと 治るんだろうか。


という疑問もあります。


何も考えず 笑えるように なると思いますが、


それまでに どんな過程を 踏んでいくのか

考えてしまいます。