やっと、上の娘の引っ越し先へ
行く事ができました。

仕事の帰りは、相変わらず夜遅くなるため
片付けもままならない様子で
かと言って、私が 片付けるワケにも
いかず。

それでも、人手のあるうちにと
私が掃除や、段ボールを始末する間に
下の娘が、ラックを組み立てて。

と、できる事だけやっておきました。

下の娘は、珍しく、汗だくになって
暑い 暑い と言っていました。

これだけやったんだから、お姉ちゃん、
アイス奢って〜。

わかったよ。

という会話をしていました。

結局、パンケーキをおねだりして、

二人分かあ〜。と、出費を
心配していたのですが、
お母さんのは、ちゃんと出すから
下の娘のだけを、奢ってやって。

と、頼みました。

仲が良いので、並んで待つ間も
とても楽しそうに 話しをしていました。

妹: お姉ちゃ〜ん、この前仕事でさぁ〜...。

姉: そんなゆるい職場⁉️どうなってんの。

私達が帰る前は、時間が許す限り
3人で食事をしたり
上の娘の買い物をしたりと、
行く場所は、上の娘の言う通りに
行動しました。

普段、何をやるのも一人だから、
ちょっとした買い物をするのも、
一緒の方が いいんだろうなぁ。

と思いながら、二人の娘が
手を繋いだり、腕を組んだりして
嬉しそうに、弾むように歩く姿を
後ろから見ていました。

私と下の娘が、帰りのバスに乗ると
発車するまで 見送ってくれました。

夕方の時間です。
これからまた、電車を乗り継いで
1時間かけて、帰って行き

次の日には、いつものように
出勤するのだと思うと、
切なくなりました。

数年前、うつの診断を受け、
休養が必要という事で、一か月間
帰ってきていた時は

この先どうなるかと 心配しました。

あの時本人は、

自覚もないのに。

と言っていましたが、
自覚するようじゃ、手遅れなんだよ。
と 時間をかけて ゆっくり
説明したものです。

せめて、娘の事を頼める人がいたら
少しは気持ちが違うのに。
でも、本人は、そんな気は
これっぽっちもなくて

寂しさや心配は 尽きないです。

夕日が一段と、そんな気持ちにさせます。