母がデイサービスへ行った日は
洗濯物がたっぷりあります。
そして、日中はどんな様子だったのかと
連絡ノートを見ようとしたら

カバンの中に 小さな紙袋が
入っていました。

ん❓ こんなの入れてないけど。

ノートを見ると
ボランティアさんが来られました。
と、書いてありました。

紙袋の中には、お手玉と壁飾りが
入っていました。
どちらも手作りです。

手芸の得意な人のグループなのかな。
どんなボランティアさんなのかな。
何をしたのかな。
と、いろいろと想像しました。

高齢者の施設には、いろいろなグループが
来られます。 施設にもよりますが。

たぶん、歌を歌ったんだな、
と 思います。
誰もが無理なく参加できて
歌いたい人は 元気よく歌って
聴いていたい人は 聴いていればいい
そんな自由な 参加の仕方ができます。

きっと、母達の 懐かしい歌を
うたったんだろうなぁ。
本人が何も覚えてないから
何も聞けない。

私はお手玉をしてみようと、持った瞬間、 

軽い‼︎ 何が入ってる? 

片手でやってみたら、とんでもなく

あさっての方向に飛んでしまいます。

全く定まらない。

子供の頃、母親に お手玉を

縫ってもらった記憶があります。

中には小豆が入っていたのですが、


田舎なので、小豆は家で作っていて、

選別して、捨てる小豆をお手玉に入れていました。


今は、小豆も買わなければないし、

中は プラスチックの素材だとわかります。


小豆のあの重さは、絶妙に必要な重さだったんだ と、つくづく思いました。


お手玉って、懐かしい...というほど
馴染みはないけど、でも、懐かしい

そんなおもちゃ(?)です。

作ってもらって、もう一つできるまで
ポンと上に投げて、落ちてくるのを受けて
と、母の横で遊んだ事が
懐かしいです。

小豆の入ったお手玉、
もう、作ってもらえないです。