少し前には、高齢者が増え続けて
高齢者問題と、頻繁に耳にしたものです。

問題。  年をとると 

生きている事を問題視される現状。

と、捉えていました。今も変わりません。

誰もが、自分の親には生きててほしい
と言いながら、他人の事になると

年寄りばかり増えて....。
と言います。

外出の都度、どれだけ言われたことか。

その時は、

そうですね、あなたとあなたのご両親は
年をとらないでしょうから、
わからないでしょうね。
誰もが 生きている限り 年をとるんですよ。
知りませんでした?
それとも、この状態で生まれたとでも
思いますか?

と言ったら、私を睨みつけて
去っていきました。

いい年した大人が
こんな攻撃の仕方しか知らないのか。

選挙の時にも
若い人より高齢者が多いから
若い人の票は反映されないと言うが

65歳以上の全ての人が
自分の意思で、自分で投票できるとでも
思っているのか?
これだけ認知症の事を言われているのに。

施設入所者が多すぎるから
自宅へ戻す政策に変わって久しいのを
知らないのか?
認知症で文字もわからない、
自分が誰なのかわからない、
寝たきりの、それも 本当に
呼吸をしているだけのような
高齢者も多い。
その人達が投票できると思うのか?
その人達の事を忘れてはいないのか?

自分の意思で投票できる高齢者だけでも
若い年代を上回っているんだろうと
思いますが。

また、
施設で働いていた時、

敬老の日には 

いつまでもお元気で

というメッセージを、よく目にしていました。

しかし、本当にそう思うなら
敬老の日にメッセージを寄せるのではなく、
普段から、せめて月に一度でも
面会に来てあげてほしいと
思っていました。

いずれにせよ、
年をとるという事は

生きる上でマイナスの評価しか
されないものだと
つくづく思います。

自分も、生きているだけで
問題にされるんだろうなぁ。
と ぼんやりと思っています。