休憩時間、同僚が 床を見ていました。
どうしたのかと思ったら
「こんなところに鈴虫がいる。」と言うので
見ると、本当に生きた鈴虫がいて
リーン リーンと鳴いていました。

鈴虫の鳴き声は、毎晩聞いていますが
実際の虫を見たのは初めてでした。

同僚は飼っていたから 
鈴虫だとわかったそうです。

しかし、工場の中にいるとは...。
何かにくっついて入ってきてしまったのか。

鳴いていたのが、私たちに囲まれると
鳴かなくなりました。
工場の中はいろいろな台車が通るので
潰されはしないかと心配していると

早速台車を押した男性社員が通りかかり、
そこに鈴虫がいると教えると
なんと、誰も通らないところへ
蹴飛ばしてしまいました。

虫を触るのは抵抗があるので、
外へ出してほしかったのですが

誰も通らないところなら
よしとするか...。
休憩時間も終わるし。

と、仕事へ戻りました。

非常口に蹴飛ばされて
リーンリーンと鳴いていた
鈴虫がそのあとどうなったのかは
わかりません。
無事に外に出てほしいです。