今年の桜は、一人で見に行きました。

娘は、
「桜なんて、毎年同じ花が咲くだけ。」
そんなに見る意味ない という考えです。

一緒にいると 気分が悪いので

一人で出かけ

一人で満喫しました。


毎年同じ花でも
今年の桜を愛でて きれいだと
感動したい。

時間をかけて 楽しみたい。
毎日毎日 忙しくて 時間が足りなくて
睡眠不足でふらふらだから

ささくれだった気持ちを 慰めたい。

そんな時間がほしいのです。

空から降り注ぐような 桜の花が
頭の上に覆いかぶさり
近くで見えたり 花の向こうに
青空が映えて 

眩しく 気持ちよかったです。

大勢の人が 譲り合って写真を撮ったり
お堀のカモや鯉を見たり

特定の会話ではなく
ザワザワした 人の声が

反応する必要もなく
生活音として 聞き流せばいいので
苦にならなくて

その無責任でよい時間が
心地よかったです。

贅沢なひとときでした。