母親のボケた言動は、話しを合わせるのも
疲れます。
部屋で、壁に向かって座り
誰もいない空を見ながら

あそこに居る人は いつも笑って。

何でそんなにバカにされないといけない❓

とか


姉さんは元気だろう❓


と 10年近く前に亡くなった

叔母が生きていると話したり。


先日は その叔母が夢に出てきて

とても機嫌がよかった。


と言っていたかと思えば


母親の実母が夢に出てきた
と言い出すし。

母親の実母は、母が2歳の時に
亡くなっているので

母は 実母の記憶もなければ、

写真もないので顔も知りません。


なのに  何で
本当のお母さんが夢に出てきた
と言えたのか。

顔も知らないのに❓
と聞いたら
うん。あれは本当のお母さんだった。
夢で よかったなぁ。よかったなぁ。
って何回も言った。
嬉しそうだった。

と言いました。

いい夢を見た話しは滅多に聞かないので
嬉しい夢なら まぁいいか と思い
それはよかった。
と言っておきました。

記憶は 時系列がバラバラで
辻褄は合わないし、脈絡もない。

当たり前だけど
脳の変化とは 本当に不思議なものだと
つくづく思います。

いずれ自分も そうなるのだろうか
と思うと 

親には形だけでもいいから
長生きしてほしいと思うけど

自分がボケた場合
尊厳死があるのなら
認めてほしい と重います。

自分が自分を失ったら

生きていなくない。


それが本心です。