母のボケ方はかなりのものです
レビーとアルツハイマーの混合なのは
確かだと思います。

そこにない物をはっきり見ているし
短期記憶はほぼないし
家の中でも迷子になるし
(迷子になるほど広い家ならなぁ〜)
全くと言うほど指示が入らない

でも自分で思いついた事ならできる

自分がこの仕事をしていなかったら
認知症を正しく理解するのに 限界があって
わからないまま イライラしたり
母にあたったりしていたのではないか
と思います。

今も母の事がストレスになり
どうしようもなくイライラして
それを おし殺すために
感情のない口調になったりして
自分をコントロールするだけで
精一杯です。

職場では 主任などは
仕事を 「楽しんで!」と言いますが

楽しめるものではないし
むしろ緊張感とストレスで
心身ともに疲れてしまいます。

以前働いていた施設では
どうしても手が回らなくて
ナースに見守りを頼んだ時

そのナースから
「話しの通じない人と話しをするのって
すごいストレスだねえ。あなた達話しを
合わせられるんだから、すごいねぇ。」
と言われた事があります。

そう、認知症の人会話するだけでも
かなりなストレスです。

それを家で毎日やっていて
夜中もちゃんと寝るわけではないので
毎日夜勤をしているのと 同じです。

一度ショートステイなど利用したら
施設に合わせた生活になるので
普段の生活に戻すだけで
かなり時間と労力を必要とします。

施設入所を考えなくては
家を開ける事ができず
仕事をするのも難しくなってしまいます。

本人にとって何が一番いいのか
自分が安心して働くには
どうするのがいいのか

結論を出す時季になっているのは確かです。