映画「太陽の子」を観たいと言って

娘に 冷たい反応をされました。


私が三浦春馬さんの事がショックだったのを

娘達は黙認しています。


しかし、もし本当に我が子が特攻隊として

逝ってしまったら

何も本当の事を言えずに黙って逝ってしまったら


そして自分の身体ごと戦艦に突っ込んでいく

その瞬間の光景と 思いとは...。


想像もできないけど

想像してしまいます。


命令、従うしかない、国のため

死んで当たり前。

  

洗脳か。


そんな事を考えていると


昔、私がいつも感じていた事を

思い出しました。


自分の体の中に 自分がいる

体という実体の中に

実体のない自分がいるような

そんな感覚がありました。

なんでこの中にいるんだろう。と。


手を見れば 自分の手

指を曲げようとしたら 曲がる


それを不思議に思って見ていました。


何故そんな事を考えていたのか

家族に言えば 馬鹿は馬鹿な事しか言わない

と 笑い物にされる始末。


大人になって、そんな話しができる人と出会い

その話しをすると、それは魂だと

言われました。


魂の存在に気づいたんだよ。

体はこの世を生きる乗り船で

地位や名誉、学歴などは 飾り。

その飾りに価値を求めるか

それらを脱ぎ捨てた 本来のその人の本質に

価値を見い出すか。


体を持てば欲に限りはなく

そのため体が思い。

それを捨てて 魂レベルで考えられれば

軽くなるよ。

5歳で魂に気づくなんて、すごい事だよ。

と言われました。


魂なのか すごいのか よくわかりませんが


今でも時々 不思議な感覚になります。


保育園に通っていた頃

バスで通いましたが


帰りに 途中でバスを降りる子達はみんな

バス停まで 家の人が迎えに来ていて


それぞれ 家に帰り それぞれの時間を

過ごすんだろうと

(羨ましさもあり)想像していました。


自分は 一人 バスを降り

一人歩いて帰っていたので

その間 いろいろと想像していました。


5歳の頃の記憶は 何故か時々

降ってきたように 思い出します。