母親のボケ加減には かなり困ります。
郵便物を取り込んでしまうので

大切な郵便物は 来ていたことも

わからないままになってしまい 

取り返しのつかない事に...。なんて事に

なりかねせん。


他にも 部屋から出てきて 大きな声で

歌うので、 転職しようとしている娘は


リモート面接で 弱りきっています。


私も 持ち帰りの仕事にならず イライラが頂点に...,


言っても何をしても 意味をなさないがないのが

認知症。


かといって、施設入所は考えもので、

これまで実習でも、いろいろな施設に行ったり、

働いたりしてきましたが、

自分の親を入れたい と思うところは

一つとしてありませんでした。


それでも親を入所させるとしたら

その時、自分は人間ではないかもしれないです。

それほど 入れようと思わないのが実態です。


虐待ではないけれど、職員の自覚のないまま

入所者をバカにしていたり 人として扱ってない


と思う事もありました。


同じような ボケて まともな話しも通用しない

頑固な年寄りばかり 10人以上を

一人でみるので、職員も面倒くさいと思うのは


当然だと思います。そんな事を言うようでは

仕事ではありませんが、それが本当の姿です。


一人で大勢みるというのは、

足腰悪い高齢者のこと、 誰かが必ず転倒するし

何か事故をおこす。


それを、転倒させない 事故を起こさない、

と 職員はピリピリします。


結果、誰を捨てるか です。

一度に4〜5人立って歩いて どこかでは

コールが鳴って....。同時に痰が絡んで

吸引をしなくてはならない 寝たきりの人もいる。


さあ、誰を犠牲にする。


というのが常です。


家に一人だけいても 手のおえない認知症を

職員は 一人で複数人みるので

事故が全くないというのは 物理的に不可能です。


自分の親でも イライラするけど、 

死んでしまえ

というのとはワケが違います。


人間らしく衛生的に生活させたいのですが

どこを譲るか 無理をせず させず

生活を継続するための 決定的な手法がないので

ストレスとなるのです。


認知症と付き合うのは

ストレスとの闘いでもあります。