レビー小体型認知症の可能性が大きい
と 診断され その後数年間
これが本当にレビーか❓

まるで違う  と思っていたら

最近 検査に行くと

アルツハイマーの可能性の方が大きい
と診断されて。

最初は まだ症状が出始めて
早い段階だったのと
検査でも はっきり こうだと言える
要素がなかったため
レビーの可能性があると言っておきます。
と言われました。

やはり 言い切ることはできないなぁ
と思います。

数年間母の傾向をみていると
アルツハイマーと言った方がぴったりな
言動が多かったです。

最近はとうとうレビーの代表的な症状も
出ています。
幻視です。

レビーの診断になる検査結果が出ていたのは
確かなので
混合型か と 思っています。

仕事から帰ってみると
大抵 自分の部屋にいます。

大きな独り言が聞こえるので
行ってみると

座って 右横を見ながら

「上手上手よくできた〜。よかった〜。」
と笑いながら両手をたたいていました。

私に気がつくと
「これ、顔が変わってきた。すごいだろう。」

よかった〜 と 自分の横を見ろと
手でその方向を指して促してきます。

誰もいない と言うと
そこにいるだろ。悲しい顔だったけど
歌を歌ってやったら顔が変わってきた。

と嬉しそうに言います。

これが最初から出ていた症状なら
レビーを疑わないのですが

今は狭い家の中でも 迷子になるので
特にトイレは そこらじゅうにされると
困るので 
トイレまでのルートのポイントになる場所に
センサーライトを置いて
トイレまで誘導しています。

目がよく見えていない母は
あかりを頼りに
トイレへ行きます。

しかし 時々センサーが あらぬ方向を
向いている事も少なくありません。

使わないあかりは消しておく

というのはボケても変わりません。
あかりを消そうと センサーを持って
あれこれ いじって挙げ句には
テキトーにその辺に ポイと置いた

といったところだと想像します。

毎日誰もいない空間に向かって
喋っているのは 治しようもありません。

時には
「ずっと供養してきたから、死んだ人も喜んで
いい顔をしている。」
と力を入れて言う事も
珍しくありません。

脳の機能が落ちて
いない人を目の前に作り出す。

人体の不思議は 限りがないと
いつも思います。