母が食事を受け付けなくなり
食べれる物をなんとか食べさせようと
苦労しています。
デイサービスの方にも説明できないので
母親の調子がいい時に
かかりつけ医を受診しました。

思った通り 年相応の自然な成り行き

どうしても食事ができて
元気でピンピンした状態にしたいのなら
大きな病院へ行った方がいい
と言われました。

本心は当然 元気でピンピンしてほしいです。

でも食事を受け付けない原因を
はっきりさせる為には検査ご必要です。

高齢の 体力のなくなった母が
耐えられるはずもなく

事実上 ターミナルを
言い渡された事になります。

食べれるものを
食べられるだけ
大事なのは 楽しく食べること

と言われ

母に対して
大きな病院で検査して
治療するのが良いか尋ねられ

母は
兄弟の中で一番長生きしたし
やりたいこともできたから
もう、これ以上長生きしなくていい

と答えました。

母と先生はお互い笑いながら
そんな話しをしました。

そして 先生は私に対して

罪悪感を持つことはない。
これまで よくみてきた

と言われました。

それを聞いた時 
あぁ、思った通りだ
もう最期なんだ  と思いました。

そして今日、母の体調が良く
天気も良いので
母も連れてドライブへ行きました。

行き先は、母の生家。
もう10年近く空き家になったままの家。
母がまた見る事ができるか
わからないので 連れて行きました。

長い間空き家だった家は朽ちて
屋根は一部崩れて落ちかかっていて
物置の壁板は斜めに外れていました。

家に近づく事はできないので
離れて見ました。

母は片方の目は見えなくて
もう片方は白内障で 手術を拒否し
今はほとんど見えないようです。

その母に、どんな様子かを説明しました。

子供の頃 親戚の人が集まった家も
変わってしまいました。

母ももうすぐ みんなのところへ
逝ってしまいます。
認めたくないし 悲しいし
寂しい....。

子供の頃から 母がこいしくてたまらなかった

一緒にいたくても
それが叶わなかった。

いつも姑や小姑にいじめられていて
病気になり 死にかけていた。

そんな母と
もっと一緒にいたいです。

もっと長生きしてほしいです。

今 私は現実を受け入れてられません。
手を打てるなら
長生きさせる為の やれる事を
やりたいと思います。

でも、私と同じ考えの人はいません。

私は どうしたらいいんだろう。

と 気持ちの中では
泣いています。