子育てしていた頃の思い出

先日　美術館へ行った時、片道2時間の運転中

二人の娘が後部座席で話していたのが

お姉ちゃん、私が妹でよかった❓

と、小学生のような会話。

上の娘も、　うん....。　と　

少し笑いながら答えていました。

上の娘が高校生の時、帰宅して　第一声が

お母さん、私、〇〇ちゃんが妹でよかった。

でした。

理由を聞くと、放課後クラスメイトと

兄弟の事が話題になり

その時
弟や妹のいる友達は　みんな
弟や妹に不満を持っていたというのです。

聞いていて、私も腹が立った。

と言っていました。
大抵の子が、お姉さんを馬鹿にしたり
お母さんも、
「お姉ちゃんなんだから、我慢しなさい。」

テストでも、下の子はいつも100点をとるので

「お姉ちゃんがそんな点数❓」
と言われて　嫌だと言っていたそうです。

お母さんは　そんな事なくてよかった。　と

しみじみ言っていたのですが

私は　そういうのが大嫌いで、絶対言いたくないと

思っていました。

兄弟姉妹も、別々の人格を持っているので

比べるべきではないという考えです。

比べるなら、過去の自分と今の自分を比べるべきで

どういう変化や成長、進歩があったかを

自分で分析するよう言っていました。

自分自身を知るのは難しいです。

難しくても

それを意識していけば、人を尊重する事も

できると思います。

間違っても　他の人と比べるのは

違うし、お兄ちゃんだからとかお姉ちゃんだから

という言い方は

言われる本人にとっては暴力とも考えます。

私も、親戚の人が集まると

ほとんど私より年下なので、何かあると

お客さんを大事にしろ‼️ とか

お前は大きいから我慢しろ‼️ と

いつも言われていました。

また　いつも兄とも比べられ　

お前は勉強ができない　

勉強が嫌いで　学校に行く意味もない

挙句の果てに

中学3年の時　進路を決める際には

お前に使う金はない

この一言は、私の全てを否定された一言だと

今でも思っています。

私は　家の中に　敵しかいなかったようです。

だから我が子には絶対そんな事は言わないと

決めていました。

娘達に　伝わっていればいいな　と思います。