No.0432
(酬恩庵一休寺)

今日のテーマは


『ところかわれば』


言葉もそうですが、所変われば暮らしや文化も変わってきます。

東京と大阪。関東と関西。大きくは西日本と東日本。

比べながら面白い点を紹介出来たらと思います。


今日はその六回目


『お通し


私は居酒屋さんによく行くんですけど、居酒屋や日本料理店などに行った際、席に着いてお酒類をオーダーすると、たいていのお店では、注文しなくてもすぐに「お通し」と呼ばれる小さな一品料理が運ばれてきます。 (๑´ڡ`๑)



日本独特の文化とも言われる「お通し」の習慣にはそもそも、どんな意味や由来があるのでしょうか?(´・ω・`)?


「お通し」という言葉の由来としてもっとも有力な説のひとつに、お客様を席に「通し」た、または注文を厨房に「通し」た合図だ、というものがあります。( ᴖ ·̫ ᴖ )


お通しが卓に置かれていることで、そのお客様からは既に注文をいただいていることを確認する、店員同士の合図になるということです。 


現在のような「お通し」が見られるようになったのは、一説によると昭和10年頃とも言われています。

結構歴史のある制度なんですね!( °ω°)ホゥ


もっとも、この「お通し」という言葉は主に関東で使われるもので、関西の方では同じような仕組みで出されるものを「突き出し」と呼びます。(🖐🏻 ᐕ)ドスコイΣ\(゚Д゚;)ナンデヤネン


こちらの言葉は、お客様の注文とは関係なく店側が「突き出す」ものだから、というのが語源になっているとも言われます。


もともとは、店側が料理の味付けを紹介する、一種のプレゼンとして無料で提供するものが「突き出し」であり、「お通し」とは意味も役割も異なっていたようです。

しかし現在では、どちらもほぼ同じ意味で使われています。( ᴖ ·̫ ᴖ ) 



同じものを指す言葉でも、関東の言い回しに比べるとやや直球でありながらユーモアも感じられるあたりが、関西らしいと言えるかもしれませんね〜。


ところかわれば品変わる( ᴖ ·̫ ᴖ )ですね〜

(☆写真は一部お借りしてます)

ではまた次のブログでお会いします🐝))