No.0407
(酬恩庵一休寺)

今日のテーマは


『五風十雨』


ちょうど今頃から秋にかけて私たちを楽しませてくれる果物が有ります。


「梨」


夏から秋にかけての果物と言えば梨でしょうか🍐

有名なのは「幸水」「豊水」などなど




さて果物もそうなんですが、皆さん梨の花を見たことはありますか?。

みずみずしい食感が特徴のフルーツである梨は、春になると美しい白い花を咲かせます。

私は白梅と間違えたことが有ります(笑)

こちらです(っ´∀`)っどぞ




中国では、ナシが美しく花を咲かせる姿を雪景色に見立て、「梨雪」と呼んでいました。

いい表現ですよね( ᴖ ·̫ ᴖ )


夜が訪れると花びらが閉じ、眠る子どものような穏やかさを見せてくれます。

゚+.゚(´▽`人)゚+.゚

。。。。。。


さて梨を使った慣用句があるんですが


「梨の礫」


「梨の礫(なしのつぶて)」は、連絡をしたのに返事が返ってこない様子を示す言葉です。

「電話をかけても出ない」「留守番電話にメッセージを残したのに返事が来ない」などの状態を表現する際に用いられます。
電話はもちろん、手紙やメール、LINEなどの返信がない場合も「なしのつぶて」と表現できます。 

そのため、今風に言うと「既読スルー」もまた「なしのつぶて」の類義語と言えますね。

(   'ᾥ' )‪σ‬既読スルーッ!


「礫(つぶて)」とは小石のことです。

投げられた小石に限定して用いることも少なくありません。

例えば紙を丸めて小石のような形にしてから投げつけることを「紙礫(かみつぶて)を投げる」「紙礫を打つ」などと表現することがあります。


小石を投げると元に戻って来ませんよね〜。

(っ˙꒳​˙ )╮ =͟͟͞͞━━🪨

その様子に由来し、こちらからアクションをしたのに返事がないときに「梨の礫」と表現します。 


「梨」は果物の梨を意味する漢字ですが、「梨の礫」と表現するときには果物を指しているのではありませんのでご注意ください💦。

返事が無いの「無し」にかけた言葉遊びの一種、あるいは語呂合わせだと考えられています。


名前が「無し」と読める事を逆手に取り、盗難避けとして梨を植えたり、鬼門の方角に梨を植え「鬼門無し」と読み、厄除けとするという文化もあります。


(☆写真は一部お借りしてます)

ではまた次のブログでお会いします🐝))