No.0370
(酬恩庵一休寺)

今日のテーマは


『五風十雨』


新聞を読んでいて面白い季語に出会いました。


「鷭の笑い」


「ばんのわらい」と読んで夏の季語です。

「鷭」という鳥を皆さんご存知ですか?

昔は田んぼでよく見かけたんですけどね〜最近は田んぼも無くなって見かけることが無いです💦



鷭というと、昔は川や池、田んぼなどの水辺に住む野鳥ですが、特にもともと「田んぼ」でよく見られる鳥でした( ᴖ ·̫ ᴖ )

その名前の由来は、「田んぼの番をする」というもの。
 「番」をする「鳥」で「鷭」ですね( ᴖ ·̫ ᴖ )

水鳥の「鷭」は人の笑い声のような鳴き方をすると言われます。Σ(゚д゚;)


本当だったら怖いけど(笑)

実際は「クルルッ クルルッ」とは鳴くものの、笑い声というほどでもないような……💦


これは俳句の世界での見立てで、「鷭の笑い」という季語があるんですね。( ᴖ ·̫ ᴖ )


クイナは「水鶏たたく

その鳴声が、戸を叩くようだとして「水鶏叩く」です

ホトトギスは「名乗る時鳥

ホトトギスが甲高い声で鳴くことを、武将の名乗りに例えた言い回しです


そして、バンは「笑う」というわけです。 


鳥一般は「さえずる」、ニワトリは「時を作る」、ウグイスは「経を読む」と、鳥関係は比喩がにぎやかです。٩(๑>∀<๑)۶



(☆写真は一部お借りしてます)

ではまた次のブログでお会いします🐝))