No.0334
(酬恩庵一休寺)

今日のテーマは


『朝の喫茶室』


「酒」という言葉には、たくさんの異名があります。

これまで、「竹葉」「般若湯」を紹介しました。


ひとつひとつの由来を調べてみると、お酒がどのように楽しまれてきたのか、どのように扱われてきたのか、その歴史や文化がわかることもあります。

結構勉強になるんです😂

全く聞いたことないような呼び方ですが……。


今日の酒の別名は……。


 「茆柴」


 濁り酒を「茆柴(ぼうさい)」と言います。

この謂れは、なぜか一酔してもすぐに醒めてしまうのです。(   ᐕ)アレェ?

「茆」は「茅(かや)」のことです。


茅も柴も燃えやすく、すぐに消えることから、”酔いやすく冷めやすい酒”と言われ、今の濁り酒をさすようになりました。


たしかに、濁り酒は口当たりもよく酔いやすく冷めやすいイメージですね(*^^*)



落語「東の旅」の「煮売屋」で出された、

「村さめ」に「庭さめ」に「じきさめ」とは違ってほんまもんの濁り酒です(笑)

( ・ ิω ・ ิ)🍶( ・ิ..・ิ )ウスイナ……。


なかなか意味のある名前でしたね٩(๑>∀<๑)۶


ではまた次のブログでお会いします🐝))