今日のテーマは
『五風十雨』
五月の15日〜は七十二候で
「竹笋生(たけのこしょうず)」
ブロ友さんの投稿で拝見しました( ᴖ ·̫ ᴖ )。
意味は、
「新緑の中で筍がもこもこ生えてくること」
を意味する言葉です( ᴖ ·̫ ᴖ )。
「たけのこ」と言えば、春先の味覚としておなじみです。
ところでこの「たけのこ」という言葉、漢字で表す際にはどんな表記が思い浮かぶでしょうか?。
「竹の子」「筍」という人もいれば、「笋」と答える人もいるかもしれませんね。
たけのこは地上に芽を出してから10日目(一旬)で竹になることから、「筍」と書かれるようになったとか( ᴖ ·̫ ᴖ )
「竹笋生」には、「竹」と「笋」が両方入ってますね💦
一般的に食べられているのは、柔らかくてエグみの少ない孟宗竹(もうそうちく)という種類。
地域によっても異なりますが、だいたい3月〜4月頃に多く出回ります。
「もう美味しく食べたよ!」
「じゃあ、今の時期にたけのこが生えるっておかしくない?」
と思われるかもしれませんね〜
確かに、孟宗竹と考えると時期はズレてしまいます。
灰汁(あく)が少ないと言われる淡竹(はちく)は、5月中旬からが旬となります。
お刺身とか良いですよね(*´﹃`*)
また、別名を苦竹という真竹(まだけ)は、5月下旬からが旬となっています。
というわけで、今「たけのこ」の旬真っ盛りです٩(๑>∀<๑)۶
。。。。。。
さてこの「竹」についてですが、
いつからあるかと聞かれたら、『竹取物語』のかぐや姫の時代から有るのは確かですね!(笑)
そんな昔からある竹ですが、小さい子どもに「竹って木なの?草なの?」
と聞かれたら、皆さんはなんて答えますか?
ちょっと面食らってしまうような質問ですが、実はこの問題、専門家の間でも意見がわかれる非常に複雑な問題なんです(。-`ω-ก)ウーン。
そもそも竹はイネ科の植物です。
これは「竹の花」を見ればなるほど〜と思います。🤔
背丈も草にしてはずいぶん高いですよね💦。
じゃあ木かと言うと、 竹をパカっと割ってみると、ご存知の通り中は空洞。
年輪なんてありません。
余談になりますが……
「竹を割ったような性格」という言葉が有りますね〜( ᴖ ·̫ ᴖ )
竹を斧などで割った経験がある人なら、竹が一直線に割れる事を知っていると思います。
そのため、気性がさっぱりしている性格の人、素直な人、企みなどができないタイプの人の事を指します。( ゚д゚)パッカーン
結局、調べてみると……
竹は姿が似ている笹とともに竹笹類という特別なくくりとされるようです🤔。
さらに余談ですが、うちの喜六は
「Σ(゚д゚;)竹と笹は別物ですか!」
と申してました。
こんな奴はほっといていただいて……
( -᷄ ω -᷅ )ヤレヤレ😩💨
木でも草でもなく、竹は竹であるということのようです💦。
カゴを編んだり、ホウキとして活用したり、はたまた竹トンボなどおもちゃとしても楽しめたり、『竹の水仙』(落語)になったり(笑)、私たちにとっては昔から身近な存在だった竹。
こんなにふるくからあって、日本では馴染みの深い、身近にある「竹」ですがその本質は曖昧なままだったんですね〜( ᴖ ·̫ ᴖ )
(☆写真はお借りしてます)
ではまた次のブログでお会いします