No.0264
(酬恩庵一休寺)

今日のテーマは

『五風十雨』


『早春賦』を紹介するには、時すでに遅しですが。‪(´•ᴗ• ก )‬՞ ՞

今日はその歌詞の中に出てくる、なんでもないのに意味深い言葉を取り上げたいと思います。


『早春賦』
春は名のみの 風の寒さや
谷の鶯 歌は思えど
時にあらずと 声も立てず
時にあらずと 声も立てず
 
氷解け去り 葦は角ぐむ
さては時ぞと 思うあやにく
今日も昨日も 雪の空
今日も昨日も 雪の空
 
春と聞かねば 知らでありしを
聞けば急かるる 胸の思いを
いかにせよとの この頃か
いかにせよとの この頃か

いつ見ても、聞いても素敵な詞ですね〜( ᴖ ·̫ ᴖ )
二番の歌詞に出てきてる言葉……
「葦は角ぐむ」
この歌詞は
「葦(あし)は角(つの)ぐむ」
と読みます。

「葦」はご存知の通りです。
「葦」「蘆」「芦」とも書きますね(*¨̮*)
「角ぐむ」
はどうでしょうか?
アシやススキなどの草木がつののように芽を出すことです┗(・ω・;)┛ツノ!


俳句を読まれてる方には馴染みがありそうですね‼️( ᴖ ·̫ ᴖ )
「角ぐむ葦」
春、水が温むと蘆根から角のような芽が出る
春の風景です( ᴖ ·̫ ᴖ )。


歌の中では見過ごしそうですが、とっても美しい表現ですね(*^^*)


(☆写真は一部お借りしてます)
ではまた次のブログでお会いします