No.0232
(酬恩庵一休寺)

今日のテーマは

『文豪の名言』


読書好きのブロ友さんは沢山いらっしゃいます😊

私は月に1冊ぐらいのペースですかね🤣

このブログは、学生時代に読んだ文豪と呼ばれる方の小説から「名言」と個人的に思う言葉を紹介して見ようと思います(*^^*)


ちょっとクイズ風にして見ました

今日紹介するのは、夏目漱石  の

『虞美人草』からです。


とうとう選んでしまいました💦

私は夏目漱石ファンです(((o(*゚▽゚*)o)))

「読んでないものは無い」と自負してます(笑)

国語嫌いの私を国語好きにした文豪です♡

それもこれも高校の担任の先生の影響です

(-ロдロ-)ゞ


『虞󠄁美人草』の初出は1907年で、東京帝大講師をやめて朝日新聞に入社し、職業的作家になる道を選んだ夏目漱石の最初の作品です。

一字一句にまで腐心して書いたといわれてます。

因みに虞美人草は

「雛芥子(ひなげし)」

の別名です( ᴖ ·̫ ᴖ )

ちょうど今日は「雛祭り」ですね( ᴖ ·̫ ᴖ )

「雛」繋がりで良かったです(´>∀<`)ゝ


この作品は私に説明させて下さい(笑)

「大学卒業のとき恩賜の銀時計を貰ったほどの秀才小野。

彼の心は、傲慢で虚栄心の強い美しい女性藤尾と、古風でもの静かな恩師の娘小夜子との間で激しく揺れ動く。

彼は、貧しさからぬけ出すために、いったんは小夜子との縁談を断わるが……。やがて、小野の抱いた打算は、藤尾を悲劇に導く。」


なかなか高校生には難しい話だったのを改めて思い出しました(笑)


今日の名言。私はここに注目しました。

読まれた方でも印象にのこってないかもしれなせん……。


物語の冒頭で、京都の比叡山を登る道中、登場人物の「甲野」と「宗近」が会話する場面の一節。


夏目漱石『虞美人草』より


「君は愛嬌のない男だね」

『君は愛嬌の定義を知ってるかい?』

「何のかのと云って、一分でも余計動かずにいようと云う算段だな。怪(け)しからん男だ」


『愛嬌と云うのはね、――[  ? ? ?  ?  ]武器だよ』


皆さんも文豪になった気持ちで想像してください😊

さて、夏目漱石は「愛嬌とはどんな武器」だと言ってるんでしょうか?


私なら……。

『愛嬌と云うのはね、――[  気取られないことが肝要な ]武器だよ』


漱石は「〜武器だよ」って言ってます。

愛嬌が愛想になってはいけないんだと感じました。

ついつい許してしまう愛嬌のある人っていますよね(笑)



では夏目漱石は……。

『愛嬌と云うのはね、――自分より強いものを斃(たお)す柔らかい武器だよ』


なるほどね…🤔💭

この「柔らかい武器」を使うと

相手が折れてくれるんでしょうね〜٩(๑>∀<๑)۶

それにしても100年も前に、こんな文章が書けるとは……。

文豪と呼ぶに相応しいと改めて思いました。


因みにこの言葉を受けて……


それじゃ無愛想は自分より弱いものを、扱(こき)使う鋭利なる武器だろう

と語らせてます( ᴖ ·̫ ᴖ )

こちらもなかなか考えさせられる、深い言葉になってます。


皆さんも「愛嬌とは……。」

考えてみてください!

そして文豪を超えてください、٩(๑>∀<๑)۶


また他の文豪の「名言」も紹介したいと思います( ᴖ ·̫ ᴖ )

コメントお待ちしています( .ˬ.)"


ではまた次のブログでお会いします