こんにちは、ご訪問頂き有難うございます(^-^)


漢字のブログを別に書きたいと思いました。

『ひよこクラブ』『たまごクラブ』みたいになりなすますが、(笑)🥚🐥⸒⸒

別に部員募集とかでは無くて、漢字に纏わる色々なことをコーヒータイム☕✧にでも読んでもらう程度の四方山話が出来たらな〜と思ってます。

『漢字倶楽部12



第十二回の今日は、

『今年の漢字』

12/12の漢字倶楽部で『今日は毎年恒例の『今年の漢字』が清水寺で発表されます。』

『皆さんの予想は?

そしてあなたの今年の漢字は?\_(-ロдロ-)』

と書きました。


去年は『金』でしたね〜。


今年は

『戦』

。。。。。


皆さんの予想とどうでしたか❓



ロシアによるウクライナ侵攻や、安倍元首相銃撃事件、円安や物価高の影響など、多くの人に不安を与えた出来事により、1位「戦」、2位「安」に多くの票が集まり、上位もそれに関連する「高」「争」「命」「悲」などの漢字が並んだようです。( ᴖ ·̫ ᴖ )


今年の漢字が『戦』とは悲しい現状ですね😭

今日は『戦』の漢字についてまとめます。

٩(๑>∀<๑)۶


   「戦ぐ」

これをなんと読むかわかりますか? 


中唐の詩人白居易は「西湖より晩に帰り孤山寺を回望して諸客に贈る」という詩の中に

「 櫚葉戦水風涼」と詠んでいます。 

 

「戦ぐ」は「そよぐ」と読みます。

つまり「 櫚葉戦水風涼」は「棕櫚の葉はそよぎ、水を渡ってくる風は涼しい」といったような情景を詠ったものです。


 「戦」は、もともと「戰」と書いていました。「戰」の「戈」の部分は「ほこ」という武器を表しています。

「單(単)」は「ほこりをはらう道具」「ハエたたき」「扇子のようなもの」などと言われています。


ここに共通するのは「平らか」「薄くて平たい」というイメージです。( ᴖ ·̫ ᴖ )


このイメージから「戦う」というのは、武器を使って

地をはらって平らかにする

「凹凸のあるものをなで切りにして平らげる」ことだという説があります。

平定する」という言葉に近いかもしれません。


「單(単)」には「獣を追う道具」だという解釈もあります。「獣」の旧字体「獸」にも似たような部分があるからだ、というのがその理由だそうです。(異論もあるようですが💦)


 「薄くて平たい」扇子はパタパタ仰ぐ動作を伴うので、「振動する」というイメージが加わります。

(せみ)」に「單」が含まれているのも、腹の部分を振るわせて鳴くように見えたからです。

( °ω°)ホゥ


そもそも戦は、敵を恐れさせ、おののかせるものです。「戦慄」「戦々兢々」の「戦」には「ふるえる」という意味があるのです。

「おののく」も「戦く」と書きます。


 さらに「薄くて平らなものが震え動く」のは、戦闘場面で敵と武器を交えて、刃と刃がふれあってぱたぱたと震え動く様子をとらえたもので、この状況を形にしたものが「戦」という字だという解釈も生まれています。


 「そよぐ」という意味に「戦」という字を当てたのも、「震動させる」「振るわせる」というところから派生したものかもしれません。


草木がそよそよゆれる」という「いくさ」とはかけ離れた感覚を「」で表現したところに、人間の不思議な感性の揺らぎを感じます。


世界は揺れ動いているのですね。( ᴖ ·̫ ᴖ )
何も無くなった瓦礫の荒野のような街をニュースで見ます。
愛国心や、正義、平和の狭間で揺れ動く心が読み取れる漢字です。


漢字に纏わることを書いて行けたらいいな〜と思ってます。



ではまた次のブログでお会いします