競馬愛好家の皆さん、こんにちは!

私が大好きな映画『紅の』のポルコ・ロッソの声などで知られる、俳優で声優の森山周一郎さんが8日午後9時10分、肺炎のため埼玉県内の病院でお亡くなりになりました。
森山さんは1934年7月26日生まれ、名古屋市出身。俳優としてNHKの連続テレビ小説『エール』や大河ドラマ『徳川慶喜』などに出演。またジブリ映画『紅の豚』主人公のポルコ・ロッソ役や、『刑事コジャック』の吹き替え、テレビ朝日系ドラマ『TRICK』のナレーションを務めるなど、幅広く活躍されました。
刑事コジャックもポルコ•ロッソ渋くてダンディな、いい男の代名詞の様な声でした。ご冥福をお祈りします。

カッコイイとは、こういうことさ。」の惹句が似合うカッコイイ男、ポルコ・ロッソ。そんな彼を主人公に描いたスタジオジブリ作品が『紅の豚』です。スタジオジブリ作品の中でも特に大人っぽい不思議な雰囲気ですよね。

この映画を観た人の多くが気になるであろう「ポルコが豚の姿になった理由」について言及しておこうと思います。

迫り来る新たな戦争を前に再び国家の英雄になることを拒み、自分で自分に魔法をかけてブタになってしまいます。

そう、ポルコは自分に対して魔法をかけて豚になってしまっているのです。そう言われてみれば、人間の面倒くさい事柄に対して、自分は豚だから関係ないと他人事めいたりと、決してポルコ自身は豚であることを嫌がってもいなければ、治す気もないような態度に表れています。その浮世離れした態度こそ、ポルコが自分自身にかけた豚になるという呪いなのでしょう。

『紅の豚』は男のロマンあふれるセリフが多く、少年心を忘れられない大人の男たちが多く登場しています。そんな男たちを見守るかのように登場する女性人たちはどこか儚げで大人びている感じが見受けられます。

「飛ばねえ豚は、ただの豚だ」

主人公ポルコの名言で、『紅の豚』といったらこのセリフ!と映画を観ていない人も知っているほど有名なセリフです。

飛行機に乗るポルコが飛行機に乗らなくなったらただの豚になってしまう、そんなポルコの生き様を表したカッコイイ一言です。


「馬鹿野郎!そういうのは一番大事な時にととっけ!」

勝負の前夜、ポルコの過去の話や魔法について聞いたフィオが、キスして魔法をとくことを提案します。そんなフィオにポルコがビシッと言ったこの一言には、思わず胸が熱くなりますね。

さて、今週は、京都記念です。ワグネリアンやラヴズオンリーユーなど楽しみな馬が出走します。ぜひとも的中させたいです!

当たらない馬券は、ただの紙切れだ

では、競馬愛好家の皆さん、良い週末を!