自分がFXを始めたのは2009年だから、今年で15年目となる計算だ。資産運用を始めたのは、リーマンショックの年だ。共働きで2000万円ほど貯金ができたので、住宅ローンを完済しようかと思っていたら、リーマンショックで株が信じられないレベルまで暴落した。べらぼうに安くなった同業他社の株を中心に買いまくって、1年も経たないうちに株価が戻って大きな利益を得た。ある意味ビギナーズラックだった。得た利益で住宅ローンを完済し、余った資金の運用先を株にするか為替にするか考えたうえで、FXを選んだ。なぜ株を選ばなかったかは、別の機会があれば記事にしたいと思う。
FXでここ数年のような利益が安定して得られるようになるまでには、3つの時間的フェーズがあったように感じている。FXを始めようと考えている方、始めて間もない方等のなかには、なかなか結果がでなくて、迷っている方もおられるかもしれないので、自分がどういう道を歩んできたかを記しておきたい。訪問者がそもそも少ないので、そういう方たちの目に触れる可能性は少ないかもしれないが、もし誰かの参考になれば幸いだ。
まずは、始めてから5年ほどの期間が第一フェーズだったような気がする。このころの裁量トレードの特徴としては、
①長い時間足のトレンドをよく見極めずに、目先の結果だけを求めて、短い時間足のチャートを眺めながらとにかくポジションをとる
②逆張りをする
③利小損大
④損切ができない
⑤ネット上の他人の意見に無意味に乗っかる
⑥各種商材に手を出す
といった感じで、初心者によくある、かつ悪い事象のオンパレードだった。逆説的にお見事という感じ(笑
当然、短期の裁量トレードは赤字となる。
自分にとって運が良かったのは、当時豪ドル円が75-85円程度のレンジで動いており、60-70円程度のスワップがついていたことだった。運用資金が2000万円ほどあったので、豪ドル円が75円近辺になるとスワップ狙いで買って、85円を超えると売るということだけは長期目線でできていた。最大50万通貨ぐらいは保有していただろうか。そうすると、トレードしなくても一日で約3000円程度のスワップが受け取れ、一カ月では約9万円、一年では100万円を超えてくる。レバレッジも2倍程度であり、安値で買っているのでリスクも少ない。そうやってスワップをためながら、上の方で利益確定するので、利益の幅も大きかった。この豪ドル円取引の利益のほとんどを、裁量で食いつぶしていたのが、第一フェーズの時期だった。豪ドル円のおかげで、なんとか退場せずに済んでいたとも言える。
さすがに裁量取引をなんとかしたいと思って、心構えを少し変えて臨み始めたのが第二フェーズ。長くなったので、第二フェーズの話は次回に。
