母が施設に入所して、1ヶ月も経たずに「血液検査で炎症反応がみられますので、入院します。」との連絡が来ました。

 

元々入院していた病院に再入院かと思ったのですが……

 

施設の繋がりの病院が、別の病院で……施設からも自宅からも少し離れた場所でした。

 

元々入院していた病院が近くだったので、この施設を選んだのですが……

 

施設と連携している病院の把握ができていませんでした。ガーン

 

入院していた病院なら、母のデータは残っているはず汗

 

ですが……施設の連携病院に入院になりましたあせる

 

 

「炎症反応がある」とは?

 

股関節の部分が原因なのか……

 

先生の説明も、「もう年だからね!仕方ないんだけど、一応点滴をして様子見ましょう。」と……

 

 

ド素人の私には、全く理解ができず汗

 

とりあえず、母の元へ……

 

 

「どこか痛いとこある?」の問いかけには……

 

 

「腕が痛いあせる」とのことでしたが

 

 

元々痩せていて、股関節の手術の時からの入院でかなり細々となってしまったので、点滴の時の針が痛いと訴えていました。

 

以前も血液検査などで、注射針を刺される時は、血管が細くなっていて、なかなかうまく血液を採取できずに手こずらせていたのですが……

 

今回もそのようで、看護師さんはプスプスと何か所か刺してくれたみたいです。汗うさぎ

 

 

食いしん坊の母は「パンか何かないの?」とおねだりしていたので、少しのお菓子を口の中に入れてあげました。

 

施設ではコロナの関係で面会ができず、病院に入院しているときだけ、時間制限はあるのですが、母に直接会うことができ、こっそりおやつもあげていました。

 

 

2ヶ月くらい入院して、炎症反応の数値も落ち着いてきたので、退院になったのですが……

 

母は自宅に帰ると思っていたらしく「明日迎えに来て」と私が行くたびに言っていました。

 

「施設に帰るんだよ!家に帰っても、足に負担がかかっちゃうから、ダメなんだよ!」と話しても…

 

 

「迷惑かけないよ!」「自分のことは自分でやるから」と……

 

普通に動けると思っているのか、私の顔を見るたびにそう言います。汗「ごめんね汗」心の中で何度も誤りました泣くうさぎ

 

 

そうして、施設に帰ったのですが……

 

 

「ベッドから車椅子に自分で移動しようとしたらしく、転倒してしまいました。病院に連れていきます」と施設から連絡が……

 

 

病院では、「左大腿骨骨折」と……

 

左大腿骨?

 

 

手術して、股関節の骨はないはず……はてなマーク

 

 

左大腿骨と言っても太腿の方で……骨がもろくなっているせいか、簡単に骨折してしまうのです。

 

 

入院にはならなかったのですが、湿布して安静に……とのことで、施設に戻ったそうです。

 

 

 

施設では、入所している方と仲良くお話しているそうで、楽しく過ごしていてくれるなら、良かったビックリマーク

 

でも、夜とかは寂しくなるみたいで、スタッフさんが部屋に行くと、「寂しいからもう少し居て」と、手を掴んで離さないところがあって……

 

「寂しがり屋さんですよね」と……

 

 

母が寂しい思いをしているときに、側にいてくれているのは、本当に感謝しています。有難いです汗

 

 

施設に入所させてしまったことの罪悪感がずーっとありました。

 

私が、母の側で、しっかり介護できていたら、寂しい思いもしなくて済んだのに……泣くうさぎ「ごめんね汗

 

 

…………。

 

その後の血液検査で、免疫力の数値に問題があり、熱も出ているらしく、検査したら「肺炎」とのこと。

 

入院になりました。

 

 

母は、思ってたより元気はあるけど、熱はまだあって……早く良くなるといいのですが汗

 

 

施設に入所しても、病院に入院していることが多く……

でも、施設だと面会はできないけど、病院だと時間制限が15分ですが、直接会って話ができるので、それは良かったかなニコニコ

 

 

1ヶ月弱の入院で数値も落ち着き、施設に戻ることになり、相変わらず私の顔を見ると「明日退院するから迎えに来て」と…

 

 

 

施設では、穏やかに過ごしていたそうですが……

 

 

一度、意識が飛んでしまったことがあったそうです。

 

 

名前を何度読んでも反応がなく…施設にいる担当の先生が処置を行っていると、意識が戻り、その後は普段通り生活していたようですが…

 

 

施設のスタッフさんは、特に慎重に様子を見ていてくれたそうです。

 

 

それから、半月後……

 

 

 

早朝に施設から連絡が入り、「意識レベルが低下して、反応がないので、救急搬送します。病院が決まり次第連絡します」と…

 

何が何やらわからずに、施設からの連絡を待ちながら、身支度をしていると、「〇〇病院に搬送します」と聞いたこともない病院に搬送されるようで……

 

 

調べながら、ナビをセットして病院へ……

 

 

 

処置室に寝かされた母は、呼びかけにも反応せず…うめき声は発しているのですが、いつもの母ではないようで…苦しそうにしていました。

 

 

病院の先生からは、「低血糖症もあり、意識レベルが低下して、肺炎も起こしています」

 

しばらく処置室で点滴をして、落ち着いたのか…「一旦、病室に移します」と5階にある病室へ。

 

はっきりとした意識はないのですが、さっきまでの症状よりは、少し落ち着いてる様子。

 

看護師さんに任せて、帰宅しました。

 

 

1週間後…

 

朝、5時過ぎに連絡が…

 

「容態が悪く、危ない状態です。すぐにいらっしゃれますか?」

 

 

病院に着いた時には…

 

息を引き取ってました。

 

 

父の時と同じで、

 

最後の挨拶はさせてもらえませんでした。

 

父が亡くなって、1年と3ヶ月後

 

母も旅立ってしまいました。

 

きっと、寂しがり屋の母を父は、心配だったのでしょうね!

 

父の病気がわかり、

この2年でガラリと状況が変わってしまいました。

 

父も母もいなくなってしまい…

 

この先どうしたらよいか、自分でもわからないのですが…

 

父と母が心配しないように…

 

精一杯、頑張らないといけないですね!