老いた母から突然に。
「そういえばお前の卒業証書、見せてもらったことがない」との言葉。そんなことはありえない、と思いつつも現物見せればそれだけのこと。
でしたが……。
どこにしまいこんだのか見つからず。焦りに焦って、ようやく今日になって書棚の奥のさらに奥から「発掘成功」。
伊豆半島のどこぞの市長の顛末を思い出してしまいました。
もしかしたらあのお方、大事にしすぎて卒業証書の保管場所を忘れてしまっただけなのかもしれませんね。
本題に戻って大磯から大山へと辿る道筋。
現在は鶴巻温泉に滞在中ですが、懐かしい写メを見つけました。
リニューアル工事中の「鶴巻温泉駅」改札入口。
繰り返しになりますが、東京近郊通勤路線の小田急線に「温泉」の名が付いているギャップ。
長年地元として暮らしていながらも、未だに違和感を覚えます(笑)
温泉街のある北口から緩やかに坂を上り詰めていくと、その頂上にあるのが
「史跡 箕輪駅跡」
はるか昔、ここ鶴巻には平安の都と東国を結ぶ古街道があり、そして荷物や通信の中継地点が置かれていたそうです。
その中継点が「箕輪駅」。
時代が下れば、江戸と京都を結ぶ大動脈は「東海道」となりますが、それ以前は長く
木製看板に刻まれている「矢倉沢往還」がその任を担い続けていたのだとか。
つまり私が大磯の海からたどり続けてきた「国府新宿通り 大山道」。ここで「矢倉沢往還道」に合流することに。
ちなみに「矢倉沢往還道」ですが。
現在の国道246号線に対応する古道。江戸時代には大山詣りに向かう人たちのメインストリート。
現在の渋谷・青山が起点ということもあり「青山通り大山道」とも呼ばれていますが。
それを頭において古道を眺めてみると、多くの人々の息遣いを感じられるようでして。
そしてその一方、現代の国道246号線の道路脇に見えるのは
「鶴巻温泉」の歓迎看板。
時は流れる、ということですね。
次回は相模國の三ノ宮「比々多神社」を目指します。




