一番下のチビが共通テスト模試を受ける。

しかし試験会場が日本工業大学なのにナゼか埼玉工業大学で受ける事になった。


不思議なのはどちらも埼玉県にある。

かたや「日本」、かたや「埼玉」....

埼玉工業大学は群馬県寄りで70キロ以上離れている。


始発電車で行かないと間に合わなくなりそうなのでごりっぴぃが車で埼玉工業大学まで送ることになった。


でも良さそうな学校?

高校時代、工学部希望だったごりっぴぃはなんかワクワク。

子供から追い返されて近場をドライブする。


299号を西に走り、バイクで町おこしをしている小鹿野町に行ってみた。

まずバイク神社として有名な小鹿神社を訪れる。

鳥居の横にバイク屋さんがあるとは、

さすがバイク神社。


境内に入って風鈴の付いた傘が沢山ぶら下がっている。


風鈴が風で涼しく音色を奏でてなんか異世界の気分。


こんな神社は初めて。

一度行ってみて不思議な雰囲気を感じてください。


でもバイク用のお守りをいただいた。

ここの神社ではお守りはアルミ削り出しのネジ(ナンバープレートのネジ)、ステッカーも分けていただいた。

どうせならアルマイト加工してくれたら嬉しい。

あるいはチタンだったら伝説のお守りになるのに。


その後299号を更に進んで群馬県に入り

上野村にあるスカイブリッジに行ってみた。

コテージが沢山あっていい感じ。

いつか此処に泊まりたいな。



これがスカイブリッジ。



高さ90メートルを吊り橋でわたる。


渡った先に不二洞という鍾乳洞があって関東随一の大きさだという。

関東の鍾乳洞といえば奥多摩の日原鍾乳洞が有名でバイクで奥多摩を走ったら帰りにいつも寄っていた。


ドアを開けると湿気のある冷気が凄い。

涼しいけど湿気で汗が出る。

トンネルを50m程進むと140段の螺旋階段を登る。



うん、凄い。

関東随一の名に恥じない。



40〜50分かけて巡る。



上野村を有名にしたのは8月12日のあの悲劇。

慰霊碑に寄ってみる。

520人の名前が彫ってあった。

同姓の名前が多数あってご家族、ご夫婦で亡くなった方が多いことがわかる。

この520人は皆んな死んではいけない人だった。
突然30分後に死を宣告されたらあなたはどうするか?
怖い、死にたくない。
しかし現場から見つかった手帳には残された家族への感謝の気持ちを震えた字で書いてあったものが複数見つかった。
突然不条理な死を宣告されてその時に感謝の気持ちを残せるだろうか。

この事故はいろいろ語られているがごりっぴぃはいつ死んでも感謝の気持ちを残す事ができる生き方をしなければいけないと思う。


慰霊の園の記念館で絵本を購入した。


記念館では遺品を展示してあった。

曲がったメガネフレーム、18:57で止まった腕時計、女の子のピンクのサンダル、ミニーマウスのぬいぐるみ。

直視できない....



5年前にも走ったが御巣鷹に行く道にはトンネルが複数あるが本当に怖い。

電球はあるのに殆ど点灯していないので真っ暗。

しかもヘアピンカーブしているトンネルもあり危険極まりない。

地下水で路面が濡れて蒸発してトンネル内が霧で前が全く見えず、先に進めない。

ライトが霧で乱反射して前が真っ暗


異世界へのトンネルのよう。

昼でもこれだけ怖いので夜中には絶対通りたくない。

このトンネルを敢えて電球を点けないのは軽々しい気持ちで行っては行けないという配慮があるのだろうか?


来年で40年になる。

世の中には忘れてはいけないものがあるがこの事故は絶対忘れてはいけない。


今日は400キロ以上走った。


帰ったら山の神達はお祭りに行ってる。

ごりっぴぃも行った。


阿波踊り。

踊る人も見ている人も楽しそう。


本場の徳島の方々は凄い。


500mmレンズだけど手ぶれ補正と自動でASA感度が上がって手持ちでもブレずに撮れる。



一般の方々も踊りだす。


そして最期の締め。


このシーンで祭りは終わり。

もう夏も終わりか。

暑いけど確実に秋は近づいている。




また来年の夏が楽しみ