昨日のスコットランド対サモア戦でスコットランドが勝利した為、ジャパンのベスト8進出はならなかった。ジャパンは今日(日本時間12日午前3時30分)のアメリカ戦に勝利したとしても勝ち点でスコットランドを上回れないためだ。アメリカ戦に勝つとジャパンは3勝1敗。過去3勝してベスト8に進めなかったチームはないそうだ。ジャパンが初めてとなるかもしれない。まずは最後のアメリカ戦に勝つ事。それが2019年に日本で開かれる次回ワールドカップに繋がる。
そしてジャパンが世界に見せたものは初戦の南アフリカ戦と第3戦のサモア戦にある。
体が世界基準で小さいジャパンが大きな体の南アフリカやサモアの足元に鋭いタックルを何度も浴びせ相手の前進を停滞させた。そして今までのワールドカップやテストマッチでは後半20分過ぎになると足が止まり、相手にトライを取られてきたのが今大会ではエディー・ジャパンの成果として
フィジカル面でも相手と対等に戦うことが出来たと思う。その結果が世界ランク3位だった南アフリカでの勝利だった。試合をTVで視ていて思い出したのが「展開、接近、連続」がジャパンが世界に通用する戦術とした早稲田大学の故・大西鉄之助氏の言葉だった。
エディー・ジョーンズヘッドコーチが言っているようにアメリカ戦に勝って「最強敗者」として日本に戻ってきて欲しい。