5.18(土)に予定通り、榛名デ・レイケ日帰りトレッキングを開催しました。参加者は16名。晴天の下、榛名白川源流部(通称「夕日「河原」)を目指しました。  


 相馬山(左)とスルス岩 入山口のスルス峠は両山の中間地点。また、両山の南側が榛名白川の源流部に当たります。


 当日のお目当ては榛名白川源流部に群集するデ・レイケ堰堤。古文献によれば、当地の通称を用いて、それぞれ「夕日河原⚪︎号堰堤」と命名されています。


 沼ノ原(榛名湖畔側)に駐車し、スルス峠から入山。堰堤群をめぐり、ゴールはそれより下位の黒岩入口を目指す、専ら下りのコースを利用しました。なお、当コースは3年前、当会が案出した、脚力にやや自信がない方でもトライ出来る「らくらくトレッキングコース」です。


 夕日河原11号堰堤 榛名山麓の現存するデ・レイケ堰堤のなかでは希少な二段堰堤です。


 夕日河原8号堰堤 参加者の大部分は会員以外。今回はとにかくダムがお好きな方々(砂防ダム倶楽部メンバー様)が参加されました。感謝🙏


 夕日河原4号堰堤 かつて箕郷町(現・高崎市箕郷町)が平成14年に設けた現地説明板。タイトルは「デ・レイケの堰堤」です。


 当日の朝、まずは下山口である黒岩入口への車での移動、とくに乗車グルーピングで難儀。出発が遅れ、ゴールは予定を超えた12時20分頃。それでも、限られた時間でしたが、参加された素敵な皆様と楽しく活動出来たことに感謝です😌


 デ・レイケ堰堤の他にも、開花したばかりのヤマツツジを楽しんで頂きました。


 榛名富士(左)と烏帽子ケ岳 手前は榛名カルデラ東側の火口原に相当する「沼ノ原」。ヤマツツジが咲き始めました🌸


 沼ノ原のヤマツツジ 来年も当コースでトレッキングを主催するならば、やはりヤマツツジがキレイな5月中・下旬がベストです。


 なお、余談ですが、当コースを利用したトレッキングは、来年以降、少なくとも小生の案内では実施しません。たくさんの堰堤を見て回れる反面、移動に手間と時間がかかり過ぎ、個々の堰堤をじっくり見学出来ない欠点、さらに当地での駐車スペースが確約されないという物理的な欠点がその主な理由です。したがって、今回参加された初見者の皆様は、手前味噌ではありますが、極めてラッキーだと思います。


 さて、当会は次の日曜、5月26日に勉強会を開催します。今現在、15名の方々から参加のお申し込みを頂いております🙇🏼‍♂️ 


 ですが、欲を言えば、もう少し賑やかに開催出来れば、講師の先生にとりましても励みになります。午後の現地見学(八幡川堰堤群)だけの参加も歓迎致しますので、自然災害や防災、ダムや堰堤、郷土史などに関心をお持ちの皆様のご参加を衷心よりお待ち申し上げます。


防災を行動に!


 榛名山麓のデ・レイケ堰堤を見守る会

   代表 大林和彦 拝


PS  5.26勉強会では、僭越ながら小生も現存42基の全てをご紹介致します♪