一昨日記事の、“ムカついたやんかぁー、3話”でございます。
帰る時分になって、とよさまが叔母さんと従姉さんの家に来て、アタシたちが居るゲスト用ダイニングに来た。
そのタイミングで、かんに障る社長ハンは、ベルギーからのお取り寄せのチョコレートが届いたので、「僕はここのチョコレートしか食べないんですよ、これが美味しいんですわ、ベルギーのチョコレートは(なんちゃら、かんちゃら)」と、うんちくを述べ、大事そうに抱えて二階の自室に上がって行った。
アタシは貧相な味覚やから、やっすい(安い)、やっすいチョコレートとお取り寄せのベルギーのチョコレートの違いを述べよ、と、言われても分からんから、要らんよ、要らんけどね、「ご賞味されませんか?」くらいのリップサービスはあってもええんとちゃうん?
“うさは卑しいなぁ”に話が逸れたが、
とよさんと従姉さんが、二言、三言話して、失礼しようと、ダイニングチェアーから立つと、
叔母さんが、うさであるアタシに
「みーちゃん、とよのことを良く看てあげてね、叔母ちゃんから、あなたに頼みますよ」
と、言われた。
妹(とよさま)から、「うさちゃんやで」と、間違いを指摘され、
「ああぁ、うささんやったね、あなたの名前が言いにくいから、間違ったわ、みーさんやったね」
また、みーと言うとうし。わざとしか思われん!
アタシの名前は、言いにくいでっか?って、誰に向かって発信しとん?(爆)
この叔母さんも、みーをお気に入りやったからねぇ。
みーが、妹夫婦(ぼけとよ)に絶縁を言い渡したことを、叔母さんは知っているのか!?知らないのか!?アタシは知らないが、恐らく、知っているとして、
「我が家は、離れて暮らしておりますので、度々様子見に伺えないのですが、近くにお住まいの、とらさんやみーさん、マミさんが良くお世話されているようで、安心しております、母(とよさま)も、みーさんやマミさんを頼りにしているようですから、安心しております」
と、とびっきりの笑顔で、イケズを言うたわ!
そしたら、とよさまが、
「この子ら(いのぶとアタシ)がなぁ、良くしてくれるさかいにぃ、お父さん(色)の入院の時も、良くしてくれてなぁ、助かったんや」って。
、とよさまの方が一枚上手やった。
「お金の援助だけしか、しておりませんがね、お義母さん!」
と、皮肉って言いたかったけど、二代目社長ハンとドラ息子が居たから、何となく、言わんどこ!と、思って言わんかった。
でもさぁ、叔母さんよ、「『とよをよく看てあげて』言う前に、いのぶやあなたに迷惑ばっかりかけてね、ごめんなさいね」くらい言うてもええんちゃん。
アタシが病弱やからいのぶに迷惑がかかっているであろうからと、従姉や伯母や叔父が、いのぶに頭を下げたように。
ねえ。
いつも、コメントをいただきまして有難うございます!
コメント返信が遅れておりますが、先に記事を更新させていただいております。