年寄りて達者なものは口ばかり | 義家の人たちとアタシ

義家の人たちとアタシ

長男の嫁として義家に馴染もうと歩み寄りましたが、義弟が結婚してからは、
義弟嫁を「長男の嫁と違って、いいお嫁さんだ」と、べた褒めする義家の人々。

歩み寄りをやめて9年後アタシの『大!?逆転』が待ち受けていようとは!?

そのいきさつを綴ります。

一昨日記事の、“ムカついたやんかぁー、3話”でございます。

帰る時分になって、とよさまが叔母さんと従姉さんの家に来て、アタシたちが居るゲスト用ダイニングに来た。

そのタイミングで、かんに障る社長ハンは、ベルギーからのお取り寄せのチョコレートが届いたので、「僕はここのチョコレートしか食べないんですよ、これが美味しいんですわ、ベルギーのチョコレートは(なんちゃら、かんちゃら)」と、うんちくを述べ、大事そうに抱えて二階の自室に上がって行った。

アタシは貧相な味覚やから、やっすい(安い)、やっすいチョコレートとお取り寄せのベルギーのチョコレートの違いを述べよ、と、言われても分からんから、要らんよ、要らんけどね、「ご賞味されませんか?」くらいのリップサービスはあってもええんとちゃうん?

“うさは卑しいなぁ”に話が逸れたが、

とよさんと従姉さんが、二言、三言話して、失礼しようと、ダイニングチェアーから立つと、

叔母さんが、うさであるアタシに

みーちゃんとよのことを良く看てあげてね、叔母ちゃんから、あなたに頼みますよ

と、言われた。

妹(とよさま)から、「うさちゃんやで」と、間違いを指摘され、

ああぁ、うささんやったね、あなたの名前が言いにくいから、間違ったわ、みーさんやったね

また、みーと言うとうし。むかつくわざとしか思われん!

アタシの名前は、言いにくいでっか?って、誰に向かって発信しとん?(爆)

この叔母さんも、みーをお気に入りやったからねぇ。
みーが、妹夫婦(ぼけとよ)に絶縁を言い渡したことを、叔母さんは知っているのか!?知らないのか!?アタシは知らないが、恐らく、知っているとして、

「我が家は、離れて暮らしておりますので、度々様子見に伺えないのですが、近くにお住まいの、とらさんやみーさん、マミさんが良くお世話されているようで、安心しております、母(とよさま)も、みーさんやマミさんを頼りにしているようですから、安心しております」笑

と、とびっきりの笑顔で、イケズを言うたわ!

そしたら、とよさまが、

「この子ら(いのぶとアタシ)がなぁ、良くしてくれるさかいにぃ、お父さん(色)の入院の時も、良くしてくれてなぁ、助かったんや」って。


あちゃ、とよさまの方が一枚上手やった。

「お金の援助だけしか、しておりませんがね、お義母さん!」笑

と、皮肉って言いたかったけど、二代目社長ハンとドラ息子が居たから、何となく、言わんどこ!と、思って言わんかった。^-^;


でもさぁ、叔母さんよ、「『とよをよく看てあげて』言う前に、いのぶやあなたに迷惑ばっかりかけてね、ごめんなさいね」くらい言うてもええんちゃん。



アタシが病弱やからいのぶに迷惑がかかっているであろうからと、従姉や伯母や叔父が、いのぶに頭を下げたように。


ねえ。


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