いのぶが、アタシに「意地悪をするところがあるさかいに」と、言い放ったことは、どうゆう意味なのか、はっきりさせないといけない。
でも、アタシはいのぶが、何をもって言ったのかの検討は大体ついていた。
が、
あえて聞いてみたかった!
それまで、への字口で貝のように口を閉ざして、ブスッーー、として、
テレビを観ていたアタシが、その表情のままくるりと、いのぶを見て、というよりも睨み
付けるようにして、
「『意地悪をするところがあるさかいに』ってどうゆうことやの!!」
ヾ(。`Д´。)ノ
ワンコに話しかけていた、いのぶはアタシをチラッとみただけで、聞えん振りしとるし!
「聞えん振りせんどってやぁ!」
ヽ(`Д´)ノ
「むー(名)、誰か何か言うてるか」
ワンコに聞いとうし!
アタシも、いのぶを無視しながら自分勝手なこととは解ってはいるんやけども、なんか、無性にムカついていた。((o(-゛-;)
「なんとか言いやー!!」
ヽ(`Д´)ノ
「むー、何かまた聞えてきたな、何やろな」
なんかね、メッッーーーチャ、腹が立って、意味も無く、口から「ひきょうもん」と、ついてでた。
それでも、いのぶは、ワンコと戯れていたが、アタシがしつこく、酷い言葉をいのぶに、これでもか、これでもか!と、浴びせていたので、アタシがうるさく、いのぶは堪りかねて、
「自分でわかりませんか?」と、アタシに問いかけてきた。
「アタシ、バカだから、わかりませーーん」
「うささん、賢かったんと違いますか、自分で言うてはりましたわな」
くそっっーー!!
「あんたねーー、#вж$&☆○□#вж$&#вж$」
ヾ(。`Д´。)ノ
アタシが、発狂したので、
「法事の時のことを覚えてへんか?」
ああぁ~、やっぱし、そのことか!いのぶ。
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