第1ラウンド、ホント、マジ驚きました。


井上尚弥がダ、ダウン

するとは・・・





見てはいけないものを

みてしまった気がしました。


随分昔の話ですが、

1981年の具志堅用高vsペドロ・フローレス戦、

12ラウンドの具志堅KO負け。。

この時の感じを思い出してしまいました。


一つの世の中の常識が一瞬にして

なくなってしまったかのようなショック。。




しかし、今回、それは早合点でした。

平成から令和へと2つの時代をまたにかけ

君臨するモンスターは、

冷静に8カウントまで待って立ち上がりました。




第2ラウンドでは、逆にお返しと言わんばかり

左フックが炸裂しダウンを奪い、5ラウンドも

左フックを叩き込みました。


TKOを決めた6ラウンドのフィニッシュは

圧巻でした。


左右のコンビネーションではなく、

右のコンビネーション。

コレ、ボクシングやってるとわかるのですが、

難しいし、あまり出ないと思います。

サウスポー相手ということもあります。




井上選手の場合、左フック左ボディーのコンビネーションはよく見たかと思いますが、


右アッパー右フックのコンビネーションでのトドメは、完膚なきまでにパンチをぶち込んだ印象です。


格が違うんだよ、テメーおい、わかったか!


と言わんばかりです。すごい!長谷川穂積さんも唸ってましたね。




それと、今回の東京ドーム戦において、井上選手のプロ意識の変化を感じました。


やはり、お客様が入ってこそのプロだという意識、


また、4万人を越すお客様と一体となってビッグ・エンターテイメントを完成させようという意識、


純粋で礼儀正しいアスリートの面と違う、

エモーショナルでファイターな一面を披露

しようという意識、


そういった新しい顔が見えたような

気がしました。

いつもより少しだけ顔に傷があったことも、

そう感じさせた一因なのかな。



次は9月の防衛戦です。どこまでモンスターは進化していくのか?目が離せません!




さて、井上尚弥の入場曲と言えば、布袋寅泰さん!

今回も駆けつけてくれましたね。



以上です。