『サヨナカ』
野外ライブ初登場!
愛知県の友人の娘さんがデビューしたのは
既報のとおりです。
女性3ピースバンド『サヨナカ』です。
徐々に活動の場を広げているようですね。
その友人から連絡がありました😆!
友人「詳しくは知らんのだが、なんでも野外フェスに出演するらしいんだわ。」
私「今何言うた?えっ、野外フェス出演?スゲーがや。どこのフェス?」
友人「どうやらZYOYUSAI IN TOYOTAいうて、場所は豊スタとなりの千石公園だて。」
私「(スマホで検索して)おお、これか!今爆発的人気絶頂の野外映画祭x音楽フェス同時開催という新進気鋭のハイブリット型イベントやんか!しかもGW真っただ中に!こりゃどえらいこっちゃ!勿論、行くんだろう?応援せにゃいかんて。」
友人「おお、勿論行ってくるわ。親としては嬉しいしなぁ。でも、何もせえへんよ。」
私「たわけぇ、ここはひとつ推し活グッズ持ち込んで応援せんと。俺なんかこういったマイ・アクリルペンライトもっとるでよう。あと無印良品にウチワとかいろいろあるで参考にしてちょうよ。」
友人「なにぃ?そんなん売ってるん?」
私「そうだわさ。こんど、友達集めてみんなでいこまい!でも、まあ怪しいオジサン団体は入場お断りされてまうか(笑)」
友人「でしょう。。」
やはりわたしもなぜか三河弁まじりの名古屋弁で応対するわけですが。。😅
そんなこんなで初野外ライブ、友人の話やサヨナカのX見ると、とても気持ちよく楽しんで演奏できたようです!サイコー!
『サヨナカ』になぜ惹かれるのか?
他にも東京の「原宿ルイード」のライブも評価高かったみたいで、Xでも賞賛のツイートばかり。中京圏にとどまらず、首都圏でのライブもどんどん増えそうだし、いずれワンマンライブを是非実現して欲しいと思います。
さて、サヨナカの曲をダウンロードしたりSpotifyで聞いてみて感じるのは、スージー鈴木さんじゃないけど胸キュンロックなんですよね。
ただ、スージーさんの言う、コード進行の
F、G、Em、Amということではなくて、楽曲全体のもつ質感・肌触りが憂を帯びた胸キュンなんです。
音域は凄く広いですね。ファルセット気味で2オクターブくらい普通に歌ってます。「サヨナラ」「シリウス」とか。キュンポイントです。
あとピッチがしっかりしてて、「でくのぼう」の
よーる、よーる、よーるのところの3つめの「よ」=「ファ」なんかハートに刺さりますね。
「サヨナラ」の
♪シソファ#レシラシの、「ソ」もキュンポイントです。
また、3ピースの力強いバンドサウンドなんだけど、ツインボーカル、コーラスのWあみちゃんに、やはりキュンとさせられます。そしてそれをしっかり変幻自在に浮き上がらせるリズムコンビネーションがまたいいんです。
「一歩先へ」は、タイトル通りとてもポジティブな曲です。でも転調で、雨も降るし決して青信号ばかりではないことを暗示していますね。これも胸キュンです。
サヨナカの詩・言葉へのこだわり
サヨナカの詩は、主人公の「僕」の抒情詩になってるのが多いです。女性が歌う「僕」には、そもそもキュンがついて回りますね(笑)。私なんか、太田裕美を思い出します。木綿のハンカチーフとか、しあわせ未満とか。。チト例が古いか😅。
ただ、サヨナカの僕と君との関係は、もう少し時間軸が短いのか、儚い印象があります。むしろ、記憶の危うさ、頼りなさ、加えて周りの変わりゆく速さ、当たり前への不安、そういったものが出てるような気がします。
それは、傷つきたくない僕だったりもします。だけど、それは自分に対して嘘がないってことでもあるので、そんなことにも向き合いながら前を見つめていこうとするところもキュンポイントかな。
そして信じられるものって何なのかを常に問いかけているように思います。それが純粋さなのか。大人になる一歩まえの貴重で二度と得難い季節を歌にしているかのような。。それは決してネガティブな意味ではなくね。
♪つまらない大人にはなりたくない~
と歌ったのは佐野元春の「ガラスのジェネレーション」でしたが、サヨナカにも同様の普遍性を感じますね。
私の友人きっての音楽人で、どんとや三宅伸治さんの静岡でのライブの前座も務めたIくん、
『サヨナカ』について、こんな感想を話してくれました。
~3PIECEで上手いのは当然としても、カッティングメインのコーラスROCKだね。あまり2VOCALのバンドってないから、新鮮だよ~
これからは、さらにライブ活動を通して様々なバンドと刺激しあうだろうし、引き出しも増えてくると思います。いずれにしても今後の成長がとても楽しみなバンドです。
以上です。