クリーンシート2-0で勝利!
J2リーグ第2節ホーム開幕vs愛媛戦、2-0のクリーンシートでの見事な勝利でした!
ホーム開幕戦勝利は、2021年の鹿島戦以来3年ぶり、そして開幕2連勝となると、
ナント、2007年の神戸、千葉との連勝以来
17年ぶりの快挙となります。
いやいや、これを快挙などと言ってしまうと怒られそうですが(笑)、1サポーターとして素直に嬉しいです。
相手の愛媛も、昨年のJ3リーグを圧倒的な強さで制し昇格してきた勢いがあり、全く侮れない相手でした。その予想通り、キックオフ早々からのハイプレス、豊富な運動量にエスパルス、完全に押されてましたね。
ただ愛媛もこれだけの大観衆の中での試合になれておらずペース配分に乱れがあったのか、後半は息切れしてきました。
一方のエスパルス、新しいメンバーが多く、私もなかなか背番号と名前と顔が一致しなかったのですが、総じてミスも少なく連携も図れており、
乾、権田の両ベテランを中心に浮つくことなく固くしっかり試合を進め勝利した印象です。
北川選手の2点目に繋げた乾選手の右足アウトサイドでのラストパス、エ、エ、エクセレント!
また蓮川選手、中村選手、松崎選手、住吉選手といった要の新メンバー、
今日の試合で期待感がさらに高まりましたね。
17歳の前原選手はとてもフレッシュで
ヒーローとなる資質十分だと思いました。
勿論、山原選手、信頼に値する期待どおりの力を発揮してくれました。
あと、コーチ陣の支えも大きいんじゃないかな。控え選手のアップを統率している古邊フィジカルコーチ、近くで見ていてとても頼りがいを感じたのは私だけではないと思います。
選手の顔つきからしても、キャンプでは例年以上の強度で選手を指導してくれたんじゃないかな。
北川選手には努力という言葉が
よく似合う
さて、2ゴールの北川選手です。
文句なく、お立ち台でヒーローインタビューを受けました。
北川選手、今シーズンはキャプテンを任じられています。キャプテンを務めるのは、生まれて初めてだそうです!
北川選手と言えば静岡県の誇るサッカーエリートの中のエリートで、輝かしい代表歴、エスパルスジュニアユース、ユース、トップチームと常に世代のトップランナーであり続けてきた逸材ですが、
その北川選手がキャプテンをやるのは初めてとは少々びっくりしました。
ただ、考えてみればそうかもしれません。とにかく子供のころから神童で、一貫してフォワードの点取り屋として輝き続けてきた男です。それに本人も自覚しているとおり、
言葉でみんなを鼓舞するタイプではありません。インタビューなどを聞いても、ホント、真面目だし、いまどき、彼ほど「努力する」という言葉に説得力をもつ選手っていないんじゃないかな。
そんなエリートで努力家の北川選手ですが、
2019年からは不本意な結果が続いていたかも。
SKラピッドウィーンでは怪我もありあまり爪痕を残せず、エスパルス復帰後も精彩を欠いていました。
だから、今年にかける意気込みは尋常じゃなかったと思うし、そこにキャプテンという新たなモチベーションが加わった中、最高の結果を残すことができた貴重な試合だったと思います。
ストライカーとしての仕事は勿論、いままでの北川選手にはあまり見られなかったアタッキングサードでボールを収めてのラストパス、これなんかにも成長の跡がみられると思いますね。これからも期待意外ないです。
オレンジ三つ巴ダービー
最後に、今日の相手の愛媛県ですが、サッカー以外にも静岡県とはライバル関係にあります。
全国1位は和歌山県、2位が愛媛県、3位が静岡県なのですが、これは何の順位かというと、
ミカンの生産量なんです!
因みに4位は熊本県なので、偶然ですが、Jリーグ開幕2戦は、
『オレンジ三つ巴ダービー』だったと言えそうです(笑)。
いやいや、因みに5位は長崎なので、もはやJ2とはオレンジリーグとも言えそうです!(んなわけないか(笑))
愛媛県出身アーティストでは、秋川雅史さんがなんといっても有名です。
私の父も紅白歌合戦をいつもくさしながら家族としぶしぶみていたのですが(笑)、秋川さんの「千の風になって」だけは、えらく感心していました。父が評価した歌手って、東海林太郎以来はじめてではなかったか(笑)
熊本に住んでいた時、大分の臼杵から八幡浜にRO/ROフェリーで渡り、道後温泉、松山城などを観光したことが懐かしく思い出されます。市電も印象深かったし、のぼるくん(正岡子規)の故郷、また行きたいな。
以上です。