私が中学、高校、大学を過ごした時期は、普通に洋楽を聞いてたように思います。


フツーにってどういうことかというと、TVで「ザ・ベストテン」などの歌番組を見て、「松田聖子、チョーカワイイな❣️」なんて友達と話しながら、同時に「マイ・シャローナ、マジカッコよくない?」なんて盛り上がったり。


剣道部の先輩が(私、剣道部でした)鼻歌で「ウォークディスウェイ♪ウォークディスウェイ♪」とエアロスミスを口ずさみながら面をつけてたり。


横浜銀蝿の横須賀ベイビーって軟弱な感じしない?」と前振りしながら、「ところでスプリングスティーンザ・リバー2枚目ってどの曲も区別つかなくなね?」とか。


もうちょっと先端を走ってる友達は、「クイーンキッス?好きなの?なんだ、子どもじゃん。え?レインボー知らんの?パープルも?まさかツェペリンをや?ハァ。何にも知らんねぇ」と言われたり。


特に兄や姉がいる友達との洋楽理解度格差が広がりつつあったのも確かですけど😅。でも往々にして洋楽にもみんなフツーに親しんでいたんじゃなかったかな。


ABBAとかアラベスクノーランズオリビアニュートンジョンシーナ・イーストンなんかも人気あったし。ベイ・シティ・ローラーズが日本における洋楽人気の大衆化を加速させた感じもしますね。


マイケル・ジャクソンが「スリラー」を出してからはさらに洋楽の存在感が増しました。MTVの影響が大きかったかな。


この頃私は山梨県の甲府市に住んでいたので、民放は2局しかなく、CATVを引いている友達のアパートでよく東京キー局のMTVや、テレビ神奈川のMTV(Sony music TV)を、オールナイトフジとチャンネルをガチャガチャ変えながら見てました。


因みに山梨県は当時日本一のCATVの普及を誇っていました。今もそうかな?😅


そんな感じで洋楽も流行歌のように日頃から親しんでいました。


前置きが長くなってしまったのですが、そんな洋楽の中から、メチャミーハーより、ややミーハー寄りの素敵な曲、今でも大好きな曲を一曲づつ自分なりにリマインドしていこうと思っています。やはり年代的には80年代が中心になるのかな。



その第1回は、REOスピードワゴンの、「涙のレター」をご紹介します!原題は「In your letter」です。



1980年発売の大ヒットアルバム「禁じられた夜」からのシングルカットです。産業ロックの代表格のように当時言われましたが、下積み期間の長い苦労人バンドで、ボーカルも、ケビン・クローニンといいました😅



とてもポップでキャッチーで、それでいて切なさを感じる大好きな曲です。果たしてIn  your letterには、何と書いてあったかというと、、、、「ごめんなさい。。」な訳でして。そりゃ切ない詩です。


やはり、手紙、レター、恋文、エアーメイル、ラブレター、置き手紙、etc..


手紙は音楽に欠かせないアイテムだと思います。私の知ってる手紙が登場する1番古いポピュラーソングは、

Please Mister Postman」ですかね。


Please Mister Postman」、ビートルズカーペンターズも歌ってます。KeyGで、G/‘Em/G/‘Em/C/Dで始まります。涙のレターもKeyは同じくGで、G/‘Em/C/Dで始まります。改めて聞くと、この2曲、当然のことながら雰囲気すごく似てますよね。


Please Mister Postmanは、喉から手が出るほど待ち焦がれている手紙のことを歌ってるんですよね。ノーテンキで明るい希望に満ちてます😅。


一方涙のレターは、曲の雰囲気より詩は深刻です。


高校のとき、隣のクラスに移動して授業を受けることがあったのですが、偶然座った席の机に、この曲の英詩が書かれていました。


この席の子も(男クラスなので残念ながら男ですが😅)、きっとこの曲がお気に入りだったんだろうな。で、調べて悲しい内容を知ったんだろうな。そしてきっと英語が好きだったんだろうな。


いずれにしても、メロディーもボーカルの声も一聴して「あま〜い」(こちらもスピードワゴンです😅)のですが、詩は悲しいという、まさに「涙のレター」という思い出の一曲でした。

以上です。