すごいぜ静岡市民文化会館!確かにこの2年くらいの間、アーティストはライブが出来ずにいたところ、ようやく全国ツアーができる状況となり、ファンとしても喜ばしい限りだと思うのですが、今日は松山千春が来てました!


例によって機材搬入口をチェックしたところ、やはりトラック1台がピットについていて、他2台がその横に停めてありました。


松山千春は私も大好きで、ライブも熊本と、さいたまアリーナの2度行った事があります。さいたまアリーナはデビュー30周年の頃だったかな。


松山千春との最初の出会いは、中学生の頃オールナイトニッポンの2部を聞いた時でした。「旅立ち」でデビューし「時のいたずら」をリリースした時期だったかな。父親が足寄新聞を発行していてとても尊敬してることや、岡林信康に大きな影響を受けたことなどを聞いた記憶があります。


その後「季節の中で」がチョコレートのCMに使われ大ヒット、更に高校生の頃リリースされたベストアルバム「起承転結」も売れに売れ,押しも押されぬフォーク・ニューミュージックの騎手に躍り出ました。


自伝「足寄より」も売れましたね。これは読んではいないのですが、随分後に大東俊介(千春役)と萩原聖人(恩師のプロデューサー役)が出演した映画版は見に行きました。


足寄の松山千春の実家にも、大学生時代北海道へツーリングに行った時訪ねてみました。あの有名な千春の顔の大きな看板のある、あそこです😅


曲はそれこそ好きな曲がいっぱいあります。全部初期の作品になっちゃうのですが、起承転結、起承転結II収録全曲、「大空と大地の中で」などはとっても好きです。「旅の空から」はカラオケでも随分歌ったかな😅


「再生」という二枚組も良く聞いてました。そのなかでちょっと意外ですが泉谷しげるの「春夏秋冬」もカバーしています。そう言えば、長渕剛の新曲であり今行なっているツアーのタイトルも「Reborn」(再生)でした(笑)。


そう言えば大学生の頃、私の生まれて初めて出来た彼女、3ヶ月くらい付き合ったのですが😅、彼女は、「松山千春の曲には、男の都合のいい女性しか出てこないので好きではない。」

と言ってたことを思い出しました。私が、「じゃあどう言った曲が好きなの?」と聞くと、私はこれが好きと、ユーミンの「埠頭を渡る風」の入ったテープを貸してくれました。


その時私はRCサクセションに夢中だったので、「こんな軟弱な音楽を聞いてるほど暇じゃないぜ」とばかり、

せっかく彼女が貸してくれたテープをろくに聞かず、彼女をガッカリさせてしまったことを思い出しました。


今思うと、確かに千春の初期の詩は男側からすればとてもロマンチックなのですが、ユーミンに代表される都会で洗練された女性による女性目線の詩に比べると、前世代の演歌チックに聴こえてしまう人も多かったんだろうか。。


今は初期の頃と比べ随分とイメージが変わりましたが(特にビジュアル面😅)、あの素晴らしい唯一無二の歌声で、令和の世にも是非ヒット曲を飛ばして欲しいなぁと思います。そして詩はやっはり、ロマンのあるオヤジ目線でお願いします!

以上です。