〈この記事をアップします。私が今の状況になる前ですが、この時のことが今に繋がっているような気がします〉
今の仕事に変わって3年目。。

前職の銀行員は、同期に役員が出ると外に出るという不文律があります。



半沢直樹の世界 足のひっぱり合いや派閥を作り徒党を組む、時には部下を踏み台に自分だけ出世すればいいという上司。。

会社組織であれば多かれ少なかれあるものですが、知恵のまわる銀行員は手が込んでいます。



他人に迎合する事が嫌いな私は、そういった世界を横目でみながら一線を画して来ましたが、
3年ほど前にようやく片道切符の出向を命じられ、二つ返事で受けました。



そういう世界からおさらばできることが一番の気持ちでしたし、

過去約30年近く飲んできたワインの記録を何も残さないのはもったいないと、ある方に言われ、ブログという形で残すには自分の時間も必要だと思ったからです。




生活は変わりました。


週休2日ではなくなり、朝は6時に出て帰りは9時。銀行員時代よりも時間の拘束は増えましたが、精神的なストレスは初めのころは激減したように感じてました。。。




私の前任者は、同じ銀行の出身者で年齢は一回り上です。引き継ぎ期間は約2年。

「昔の銀行員タイプ」のその人は、ものすごく細かい人間です。また自分でやったことしか信用をしないタイプ、、いわゆる任せることができないせっかっちな人間です。


隣の席から小言ばかり、自分のやり方が是であり、それ以外は認めないように感じてました。




でも好きなワインブログで色々な方と知り合い、皆さんのお蔭でオフは楽しんでいました。お陰でリフレッシュができているように感じます。




しかし徐々に自分の体に違和感が。。。


字を書くと次第に字が小さくなり、最後は自分でも判読できなくなる。。
頭で考えたことが言葉としてスムーズに出てこない。。
破裂音などがうまく発音できない。
声が出しずらく、周りから「えっ?もう一度言って下さい」とよく言われる。

肩、首の痛みやしびれも慢性化。。
PC作業が多いのですが、文字変換でタッチミスが多く、ますます疲れがたまる。。




病院に行きました。

MRIは2つの病院で診てもらいましたが、特に構造上の問題はなし。
脳ドッグも異常なし。。

肩懲りの悪化による、末梢神経圧迫による影響かと思われました。


年末、50肩の治療で訪れた整形外科でそのことを話すと

「神経内科で診てもらうべきだ」と言われました。甲状腺の検査や血液検査でもまったく以上がなかったからです。


「構音障害とも考えられるが、構造上の問題やその他の検査結果を見るとやはり神経内科に行くことを勧めます。生活環境の変化や過度のストレスも影響していることもあります。」


でもこの時は、ある程度、そのストレスの要因が分かっていました。


もう二度とあの世界には戻るまいと思っていた世界で戦いを挑まないとならないということを。。


「元」が付きますが、銀行員同士のバトルが始まります。


まさに「倍返し」です。(笑)




(続く)