このブログをお気に入りやブックマークに登録して下さっている読者の皆様、更新が遅くなり、誠に申し訳ありません。
忙しさに忙殺されているのと、「音を言葉に翻訳する」作業に欠かせない、相棒の、モニターヘッドホンが故障したことがあって、ブログの更新が遅れてしまいました。本当に、楽しみにして下さっているのに、すみません。
さて、私はマンションに住んでいるので、ヘッドホンが音楽鑑賞に欠かせないのですが、以前、当ブログでもご紹介した、「ゼンハイザー HD-380PRO」が故障してしまい、最低でも修理に三週間かかるとの量販店の説明で、仕方なく、サブのヘッドホンを買いました。
ご紹介しておきます。
- ゼンハイザー 密閉型ヘッドフォン HD 215 II HD215 II/ゼンハイザー
- ￥価格不明
- Amazon.co.jp
（実売は８１６３円で、在庫には余裕があります。ご購入前に、量販店でご試聴なさり、音質と装着感の個人的好みに合うかどうかをよく検討なさることを強くお勧めします）
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それで、このヘッドホンなのですが、DJ向けの「名機」のリニューアルなんですね。リニューアル前の製品もアマゾンに載っていますが、新品で１８０００円近い値段が付いています。はっきり言って、非常にコストパフォーマンスのの高い、リーズナブルな密閉型オーバーヘッドヘッドホンです。超お勧めです。
正直、モニターヘッドホンとしての性能（解像度、音質）は、HD-380PRO
- SENNHEISER 密閉型ヘッドフォン HD 380 PRO/ゼンハイザー
- ￥価格不明
- Amazon.co.jp
（実売は１４９９８円で、残り在庫１３点です。お求めの際は、上記リンクよりアマゾンにアクセスなさってみて下さい）
には及ばないのですが、「価格。コム」でのレビューなどをご覧いただいても分かる通り、最初にご紹介した「HD-215 Ⅱ」も、なかなかのものです。
何より、ゼンハイザーは、２年保証（！）なんですね。ヘッドホンには断線などのトラブルがどうしても多く、ヨドバシでも、いわゆる「５年保証」が、ヘッドホンには付けられなくなっているくらいです。
それで、HD-380PROを買うときに比較検討したソニーのモニターヘッドホンは（AKB48のメンバーを始めとする、第一線のミュージシャンが録音中に使っているものです。日本ではこれがプロの標準のようですが）何と、無保証（！）なんですね。一応、ご紹介しておきます。
- SONY MDR-CD900ST/SONY
- ￥価格不明
- Amazon.co.jp
（実売は１６４１２円です。コマーシャルなんかを注意深く見ていると、日本の一流ミュージシャンは、皆スタジオでこれを使っています）
ビクターはこちら！
- JVCケンウッド ビクター スタジオモニター ヘッドホン ブラック HA-MX10-B/ビクター
- ￥価格不明
- Amazon.co.jp
（実売は１４８６２円で、残り在庫９点です）
これらも、装着感、音質ともに悪くないのですが、「無保証」（少なくともヨドバシでは、「業務用」モニターヘッドホン、ということで、一切無保証でした）
ということと、ゼンハイザーは世界的にも傑出したヘッドホンメーカーということで、私は、HD-380PROを、試聴の上、買いました。
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さて、話題が変わりますが、ゴールデンウィークを活用しようと、ジャズ喫茶探しの旅に出ました。
最初は、以前ご紹介した、一関の「ベイシー」や、その姉妹店の、仙台の「カウント」（当たり前ですが、二つ合わせると、「Count Baie」です（笑））に行こうと思ったのですが、あまりにも敷居が高くて、交通費もかかるし、ベイシーのマスターとは相性が悪く、カウントは行ったことがないのですが、ネットで調べた結果、止めました。
それで、首都圏で気軽に行けるジャズ喫茶（ジャズバー）を検討して、横浜に行ってきました。
まずは、世界ジャズデー（４月３０日）（小曽根さんの新番組「The Players」（J-Wave 毎週土曜日９時から）で知りました）に、中華街近くの、「MINTON HOUSE」に行きました。
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（こちらのマスターも有名な方で、シュウマイの「崎陽軒」のTVコマーシャルにも出ていらっしゃいました。）
１７：００の開店の３０分過ぎた頃に伺ったのですが、マスターは夕飯を摂っていらして、客はまだ一人もおらず、少し奥の、カウンターではない、スピーカーから一番いい音が聞こえる席を選びました。
ノンアルコールビールを飲みながら、３時間近くお邪魔しましたが、ベイシーのマスターのような威圧感は全くなく、リラックスした、また、ジャズの勉強にもなる、はたまた、考え事がはかどる貴重な時間を過ごすことができました。
皆様も、横浜にお出かけになることがあったら、是非、「MINTON HOUSE」に一度お立ち寄りになることをお勧めします。
かかったレコードは、最初が、「WHO CAN I TURN TO」のヴォーカルバージョンで、アーティストは確認しませんでしたが、大変、素晴らしい演奏で、このジャズバーとの出会いが、ジャズの神様に祝福されているような気持ちにすらなりました。その後は、ウェイン・ショーターのアルバムから始まって、フレディ・ハバードが２枚、あとは、知らないアーティストばかりでした。
そして、そろそろ帰ろうかと思った時にかかったのが、なんと（！）、SADEの名曲、「スムース・オペレーター」のジャズカバーでした。これには驚きました。
載せておきます。
- Smooth Operator /Lester Bowie’s Br...
- ￥200
- iTunes
※モバイル非対応
（iTunes の画面に切り替わるまで、少々時間と画面の切り替わりがありますが、アメーバ公認のアフィリエイトですので、ご安心して、クリックなさって、ご試聴なさってみて下さい。１分半の試聴もできると思います。）
CDはこちら！
- シリアス・ファン/レスター・ボウイ・ブラス・ファンタジー
- ￥3,066
- Amazon.co.jp
（実売は２９１３円で、発送まで１週間から３週間かかるようです。最後の在庫１点は私が買いました（笑））
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それで、「MINTON HOUSE」は、これを聴いてから出たのですが、このアルバム、アーティストとの出会いが、最高でした。マスター、ありがとう！
そして、折角、横浜まで足を運んだので、この後の日、今度は、JR桜木町駅の近くにある、これまた老舗の「down beat」にも行きました。
ジャズ喫茶のマスターって、気難しい人が多いのですが、ここは、ママさんがとっても親しみやすい方でした。やっぱり、リラックスできるって大事ですよね。
ここは、リクエストもできました。私は、Rita Reys の「The Cool Voice of Rita Reys」の、「There Will Never Be Another You」が入っているA面（多分）をリクエストしようと思ったのですが、置いてなかったので、ひらめきで、Dodo Marmarosa の「Dodo's Back」のA面をリクエストしました。
快くリクエストに応じて下さって、とても気持ちのいい、最高に居心地のよいお店でした。（マスターはお休みのようで、ママさんとアルバイトの若い女性でやっていらっしゃましたが）
そして、コーヒー二杯飲んで、リクエストしたアルバムも終わって、いい時間になったので、お会計をすると、「ありがとうございました」、と、お二人にお辞儀されました（！）これには、びっくり！
有名ジャズ喫茶は、大抵、「聞かせてやってるんだ」みたいなところが多いのですが、１９５６年創業の伝統と、素晴らしいジャズのコレクションと、良いオーディオと、リクエストにも応じる寛容さに加えて、「お客様扱い」して下さる（普通の商売なら当たり前ですが）ことに、私は、大変感動しました。
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日曜はお休み、連休の場合、日曜は営業で、月曜がお休み、土曜はライブもあり、ということでしたが、私は、ジャズ喫茶遍歴の中で、この「down beat」が最高だと思いました。横浜にお出かけの際は、「MINTON HOUSE」もなかなかですが、是非、「down beat」にお立ち寄りになると良いと思います。（１６：００から開店）
以上、今回はいつものようなアルバムの詳細なご紹介をしませんでしたが、最後までお付き合い下さり、誠に有難うございました。HD-380PROが戻り次第、アルバムのご紹介に戻ろうと思っております。
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皆様も、楽しいゴールデンウィークをお過ごしください！