さて、今回ご紹介するのは、女性ヴォーカリスト「ホリ―・コール(Holly Cole)」のトリオ、「ホリ―・コール・トリオ」の名盤「コーリング・ユー(邦題)」(原題は「Blame it on My Youth」)です。

ジャケットはこちら。
コーリング・ユー/ホリー・コール・トリオ
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それにしても、綺麗な人ですよね。ジャケットのアングルもいい。(変な意味じゃありませんからね、念のため)

レコード会社が、国内版のアルバムタイトルを、敢えて、「コーリング・ユー」に変えたくらい、この一曲の存在感は、凄いです。

もともとは、映画「バグダッド・カフェ」のテーマ曲をカバーしたものなのですが、確かに、このアルバムと言えば、「Calling You」を抜きには語れません。

ちなみに、上に掲載したCDは、国内版なので、試聴できます。(サビまで入ってないのが惜しいところですが)

バックが基本的にベースとピアノだけで、ドラムスが入っていないのも、全く違和感はありません。(途中、バイオリンとかが入ることもあります)

彼女の歌い方も、声音も、個性が強いので、好き嫌いは人によるかもしれませんが、テクニックの高さは、間違いありません。

スタンダードナンバーの「If I Were a Bell」も、彼女のやり方で、歌いあげていますし、同じくスタンダードナンバーの、「Smile」も、オリジナリティ溢れる解釈で歌っています。

そして、「Calling You」は、一度聴いたら病みつきになりますよ。この一曲のためにでも、このアルバムを買う価値はあると思います。それくらいの、名演奏です。

アルバム全体として聴いても、彼女のいろいろな歌い方が楽しめる、充実した内容になっていると思います。

選曲も、演奏も、バラエティ溢れる、非常に楽しめる一枚です。

今回も、最後までお読み頂き、有難うございました。