さて、今回ご紹介するのは、アイズレ―・ブラザーズ(The Isley Brothers)の、超名盤「Between the Sheets」です。

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Between the Sheets/The Isley Brothers
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アルバム同タイトルの、四曲目の「Between the Sheets」が、何とも言えず、甘美で、セクシーで、R&Bの超名曲の一つですね。(題名からして、大人の香り)

以前ご紹介した、「Fourplay」というフュージョングループの、チャカ・カーンをフィーチャリングした、「Between the Sheets」もいいのですが(11月8日の記事をご参照ください)、ロナルド・アイズレ―が歌う原曲は、スムースジャズ寄りではなくて、R&B独特の香りを漂わせています。

「Choosy Lover」「Touch Me」「I Need Your Body」「Let's Make Love Tonight」など、セクシュアルなタイトルも多いですが、決して、下品ないやらしさはありません。

むしろ、大人の恋愛を盛り上げてくれる、洗練されたBGMとしてもよいのではないでしょうか?

1950年代からのキャリアがあるだけのことはあって、成熟した、完成度の高いアルバムに仕上がっています。

恋愛だけでなく、「Ballad For the Fallen Soldier」などの、社会性の高い曲も入っています。

しかし、このアルバムが、最後の輝きというか、このアルバムを最後に、69年からの6人編成のグループとしての活動はストップしてしまいます。(レーベルとの関係悪化や、メンバーの離脱など)

今日は、短い記事となりましたが、R&B好きな方には、一押しの作品ですし、ジャズがメインの関心ジャンルの方にも、ロックほどは、違和感はないと思います。

今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました。