お盆に、突然の訃報。
まさか、としか言葉が浮かんできませんでした。
息子さんはアーティストとして活躍しているので名前を出しますが、
古い友人である、関陽子さんの訃報に触れてしまいました。
8月7日のことだったそうです。
関さんはかつてライター仲間で、
その後、ニューヨークからカナダへ渡り、
モントリオールで、女手一つで息子さん2人を育てられました。
最後も、モントリオールの病院だったそうです。
以前はNHK『ラジオ深夜便』の海外リポーターでもあり、
その関係だったか、
10年くらい前に、ちょうど東京出張するタイミングで、
関さんもNHKで打ち合わせのために帰国していて、
その時にお会いしたのが最後でしたが、
息子さんのSoran(ソラン)のことや、Twitterを復活することなどで、
たまに連絡を取り合っていました。
しかし、数年前から癌を患っていたことは教えてくれませんでした。
いくつかの意味で、心底悔しいです。
浜田省吾さんが「J.BOY30anniversary」と題して、
1986年に発表された名盤中の名盤、
「J.BOY」のスペシャルエディションを2016年末にリリース。
そのパッケージの中に、30数年前の、
ぼくと一緒に関さんの原稿がベストインタビューとして収録されています。
ツアーにも同行されていたのかな?
彼女が浜田省吾さんの「愛の世代の前に」など、
たくさんの曲を好きだったことを思い出します。
たしか、ライターになる前はタロット占いで食べていたと、
聞いたことがあります。
とても聡明な女性でした。
ぼくよりほんのちょっとだけ年上でしたから、
60歳か61歳くらいです。
あまりに早過ぎる……。
今年の春に、
「ソランが来日するときはライヴを手伝いたい」と言ったら、
ものすごく喜んでくれていました。
母と息子、一緒に来日するのを、
とても楽しみにしていたのに……。
そういえば、
今年に入ってからたくさんの古い友人と
Facebookで繋がろうとしていたことを思い出しました。
今になって感じるのは、
きっと思うところがあったのだと思います。
関陽子さんのご冥福を心よりお祈りいたします。
関さん、Soranが来日するときは、
微力ながら力になれるように頑張りますね。
Soran - Stop Myself