ずっと書こうと思って、書いていなかったテーマ。
9月30日の産経ニュースから抜粋すると
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小4での色覚検査、中止から10年 異常知らず進路選択、トラブルも
2013.9.30
小学校で義務付けられていた色覚検査が廃止されて10年。色覚異常の子供の約半数が異常に気づかないまま進学・就職に臨み、中には直前で進路を断念せざるを得ないケースもあることが、日本眼科医会の調査で明らかになった。保護者の同意があれば今も色覚検査はできるが、希望調査すら実施しない学校がほとんどという。同会は「希望者が学校で検査できるようにしてほしい」と訴えている。
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10年前から検査が廃止されていることは知らなかったが、
それによって進路変更を余儀なくさせられた人が想像以上に多いらしいことに驚いた。
かくなる僕もそのひとりだったから、この記事には過敏なくらい反応してしまった。

このパターンを見覚えがある人は多いと思う。
僕は小学校入学前の身体検査でこれを見せられ、いまだに拒否反応がある。
左のふたつはなんとか読めるが(下はちょっと怪しいけど)、
右のふたつは、さっぱりわからない。
その身体検査のとき、「ほ」を「よ」と読んだり、「わからない」を連発する僕の横にいた母は、
「この子は、ふざけているか、頭が悪いのでは・・・」と心配したらしい。
検査の結果で、その誤解は解けたが、当時、色覚異常はパイロットや医者になれないと言われていた。
僕は物心ついたころから「歯医者さんになる!」と公言していた子だったのだ・・・
しかし「なんとかなるべぇ」と思っていた中学2年生の僕にとどめを刺したのが、
某国立大学歯学部で、「ゴットハンド」とも称された若き教授の一言。
「やめておきなさい、きみは国家試験を通ることはできない」
まぁ、いまとなっては僕の学力では歯学部に合格すらできなかっただろうけど
勉強をしないであそび呆ける最大の口実になった。
ネットで調べて、驚いた。
高校や大学の受験でも色覚異常を理由に進学できないことはない。
運転免許も取れるし、医師にも薬剤師にも教師にもなることができる。
・・・なんてことだ、50歳を過ぎて初めて知った事実・・・
どうか、僕のような経験はさせないでほしい。
きちんと検査をして、色覚異常はどういうことなのか、どういう選択肢があるのか、ないのか。
親やまわりの人が正確に丁寧に教えてあげてほしい。
「差別につながるから」と試験を廃止していたことに、とてもとても憤りを感じている。
(確かうちの子供たちは検査を受けたはず)
もしも検査を受けなかったことで、進路に負の影響を受けた人がいるとしたら、
本当に悲しいことだ。
蛇足にもうひとつ。
僕は絵を描けば、必ず入賞する子だった。全国紙が取材にきたこともあるくらい。
気をよくした担任が、有名な画家に僕の絵を見せたところ、
「ああ、この子は色盲だね」
・・・そうか、僕の絵は、色覚異常ならではの色使いが評価されただけだったんだ・・・
以来、僕は真剣に絵を描くことをやめた。
ゴッホやターナーが色覚異常だったもしれないことを知ったのも、
ずっと後のことだった。
【本日の一曲】 「人生いろいろ」 今日はテレサねーさんバージョンで!
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wrote by 1961_TM