1960+(50代3人による暇つぶしのお供) -25ページ目

1960+(50代3人による暇つぶしのお供)

玉下奴郎とその仲間たち、計3人のブログ。 音楽、映画、書籍、時事などなど、50代(1960+世代と呼ぶ)にまつわる話題をつらつらと。「暇つぶしのお供」にどうぞ。

毎年クリスマスの夜、
TBSで深夜に放送されている「クリスマスの約束」。

クリスマスの約束

ほとんどテレビに出演しない小田和正が、自分でプロデュースをしている番組です。
今年は久しぶりの大型ツアー中ということもあり、
内容は200x年に番組が始まってから昨年までの総集編。
これまでに出演しているアーティストと小田和正が歌った曲の幅の広さ。
総集編と銘打つには勿体無いくらいに見応えがありました。

そして唯一、番組の最後に迎えたスペシャル・ゲスト。
誰あろう、細野晴臣!
小田和正と同い年のベテラン・ベーシスト。
元はっぴいえんどで、元YMO。そして今も現役。
なんと2人は初共演とのこと。夢の顔合わせです。

玉下にとってのベースの神様は、日本人なら細野晴臣。
外国人ならポール・マッカートニーです。

で、思い出したのが細野が2008年に出版したエッセイ集。
それが「細野晴臣 分福茶釜」。



冒頭の文章が堪りません。
「ぼくはいつもぶれてる。」
人間はぶれている方が自然だと言う。
綱渡りだって、揺れているから落ちない。
真ん中をぶれずに生きるのではなく、
右や左に行き来をしながら前へ進むのが自然だと言う。
ぶれない生き方の方が不自然だと言う。

ノックアウトされました。
そしてこの言葉で救われました。


【本日の一曲】 「天国のキッス」 by 松田聖子



貴重な細野さんとの映像です。


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スライド2 スライド3  wrote by 玉下奴郎
前回のブログの続きで、「羊をめぐる冒険」。



今作は村上春樹のデビュー作「風の歌を聴け」の続編の続編。
彼はジャズ・バーを経営しながら、閉店後の時間を使って「風の歌を聴け」を書き上げ、30歳になった1979年に作家としてデビューを果たした。



続く「1973年のピンボール」はまだお店の経営と二足の草鞋だったが、この「羊をめぐる冒険」の時には既に作家として一本立ちをする覚悟で、店を閉めて執筆に専念をしていたそうである。
既に学生時代に結婚をしていたので、文筆で生計を立てる為に収入源を断つというのは、奥様の理解も含めて相当の覚悟が必要だったのではと想像する。

ちなみにファンの間ではこのデビューから続いた長編連作は、永らく「羊をめぐる…」で完結した三部作と認識されていた。
しかし1988年に更なる続編「ダンス・ダンス・ダンス」を発表。



この流れはのちに「1Q84」がBook1とBook2で完結と思わせて、1年後にBook3が発表された展開に似ている。
既に「ノルウェーの森」で彼の新作が社会現象になりつつある時期だっただけに、ブームになる前からのファンは、デビュー作の突然の続編に歓喜した。



そう、羊をめぐる冒険は完結していなかったのである。

ここまで全く小説そのものの内容に触れていないが、
ご興味のある方は、ぜひ「風の歌を聴け」からお読みください。
いきなり「羊をめぐる…」から読むのは、
初めて聴くマイルスのアルバムに「TUTU」を選んでしまうのと似ていて、
或いはサラダやスープの前にいきなり150gのステーキを食べるのに似ていて、
もしくは免許を取得して最初に買う車がAMGのベンツという選択に似ていて、
決して間違ってはいないけど出来れば徐々に楽しんで欲しい…。

まぁ、これはアドバイスというよりは余計なお節介ですね。

村上春樹の短編や絵本に、「羊をめぐる…」に登場した羊男が出てくる作品がある。
彼にとって“羊”という存在は何のメタファーなんだろう?


【本日の一曲】 Ram on by Paul & Linda McCartney



ソロになったポールのセカンド・アルバム「ラム」からの一曲。
巨万の富を持ちながら、突然スコットランド北部で農場生活を始めたポール。
ジャケットも羊と戯れている彼の写真です。


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スライド3  wrote by 玉下奴郎
みなさま、遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
1961_TMです。

僕からの新年のご挨拶は、友人で、
とある制作会社の社長が社員にあてた文章を引用しようかと。
 (手抜き感満載ですみません)

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社員のみなさんへ

新年が始まりました。

今年のテーマは、「残心」です。
音としては「斬新」にも通じますが、あくまで「残心」です。

残心(ざんしん)とは------(Wikiより抜粋)--------------------
日本の武道および芸道において用いられる言葉。残身や残芯と書くこともある。文字通り解釈すると、心が途切れないという意味。意識すること、とくに技を終えた後、力を緩めたりくつろいでいながらも注意を払っている状態を示す。また技と同時に終わって忘れてしまうのではなく、余韻を残すといった日本の美学や禅と関連する概念でもある。
だらしなくない事や気を抜かない事や卑怯でない事であり、裏を返せば「美しい所作」の継続ともいえる。

相手のある場合において卑怯でない、驕らない、高ぶらない事や試合う(しあう)相手がある事に感謝する。どんな相手でも相手があって初めて技術の向上が出来ることや相手から自身が学べたり初心に帰る事など、相互扶助であるという認識を常に忘れない心の緊張でもある。相手を尊重する思いやる事でもある。

生活の中では、襖や障子を閉め忘れたり乱暴に扱ったり、また技術職の徒弟で後片付けなどを怠ると「残心がない」や「残心が出来ていない」といって躾けとして用いられる言葉でもある。仕舞いを「きちっと」する事でもある。ちなみに「躾け」とは「美しい」所作が「身」につく事を表した和製漢字である。
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剣道でよく使われた言葉ですが、これは仕事や日々の過ごし方にも当てはまります。
仕事のミスを減らすのはもちろんのこと、
常に緊張感ある美しい仕事を目指していきたいと思いを込め、
新年の言葉として記します。

今年もなにかと苦労をかけると思いますが
みなさん、どうぞよろしくお願いします。

         ○○ ○○(社長の氏名)
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ふむ、残心か・・・
決して、名残惜しいとか未練とかの心残りではないのね。
心することにしようっと。

では、みなさま、本年もどうぞよろしくお願いいたします。


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スライド6  wrote by 1961_TM
昨年後半のブログはすっかり1961_TMさんに委ねてしまった感があり、
改めてコンスタントに“書き続ける筋肉”を鍛えなきゃと今年の抱負を語る玉下奴郎です。

さて午年から未年へ変わった2015年。
この干支というのは元来は動物を指していなかったのに、後付けでなじみのある動物の字をあてたそうですね。
なんとなく未年というよりは羊年と見た方がわかりやすい気がするし、
例えば玉下はネズミ年なんですが、正確にネズミっぽいところ=勤勉な傾向が…、
全くないですねぇ。ダメですねぇ。

さて玉下にとって羊から想起できる物語が2つあります。
映画「羊たちの沈黙」と名著「羊をめぐる冒険」です。



「羊たちの沈黙」は1991年にジョナサン・デミ監督によって映画化された作品。
原作はT. ハリスが1988年に書いた小説で、レクター博士のシリーズ第二作。
「レッド・ドラゴン」の続編でした。
 (ちなみにその後、「ハンニバル」「ハンニバル・ライジング」と続いた全四部作です)

J. フォスターとA. ホプキンスという名優二人を擁した映画は、
この年のアカデミー賞で主要5部門を受賞するという快挙を遂げました。

でも玉下がこの作品を観たのは別にアカデミー賞受賞作というわけではなく、単に主演の二人が好きだったからだったと思います。
映画を観終わってすぐに原作を読んだ記憶があります。
映画ではなぜこの作品のタイトルが「羊たちの沈黙」がほとんど印象に残りませんが、原作を読むとそこはしっかりと描かれています。

 

「羊たち…」を読むと当然の様に前作の「レッド・ドラゴン」も読んでしまいました。

その後、T. ハリスは恐らく映画「羊たちの沈黙」の世界的な大ヒットを意識して、
その主人公であるレクターとクラリスの後日談を「ハンニバル」として、
またレクターの若き日々のエピソードを「ハンニバル・ライジング」として発表。
それぞれ映画化されています。

 

そういえばジョナサン・デミ監督は「羊たち…」でアカデミー監督賞を受賞したのですが、その後はヒット作にあまり恵まれていないみたいです。

映画「羊たち…」に比べて原作を読んだことがある人に余り出会いません。
今年は久しぶりに読んでみようと思います。本棚から探さなきゃ…。
「羊をめぐる冒険」についても、改めて書こうと思います。


【本日の一曲】 「Mary Had A Little Lamb」 by  PAUL McCARTNEY & WINGS


歌詞はお馴染み「メリーさんの羊」なのに、ポールの手にかかると全く別の曲になります。



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スライド1 wrote by 玉下奴郎
大晦日である。
1年の最終日である。
といっても、そんな区切りは人間が勝手に決めたもので、
あと数時間後に世界ががらりと変わっているなんてことはない。

が、しかし、区切り、踏ん切りってものは必要であるからして、
大晦日に向かって、掃除をしたり、なんとなく1年を振り返ったり、
来年こそはこうしようかな、なんて思ったりする。

さて、われら1960+。
歳を重ねるにつれ、変化に対する抵抗、諦念、無気力は増していく。
亀の甲より年の功、と大声で言えるほど、知識と経験を積んだ覚えもない。
では、何をもって戦うか。
いや、戦うほどの体力も残っていないから、
この御時勢をなんとか泳いでいく術を考えなくては。
三人寄れば文殊の知恵。
三人ではまだ足りないかもしれないけどね。


奇特にもこんな僕たちのブログに目を通し、
さらには暖かなコメントまでもくださった皆さん。
ありがとうございます。
ほんとうに、ありがとうございます。
皆さんの「ポチッ」やコメントがうれしく、
どんなに勇気づけられたことか。
来年もぼちぼち続けていこうと思っています。たぶん。

ではでは、皆さん、よいお年を!

2014_12のご挨拶


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スライド12  wrote by 1961_TM
奈良御朱印13

新薬師寺から歩いてすぐそこから春日大社の杜が始まるが、本殿までが遠いこと遠いこと。
周辺の興福寺・東大寺・春日大社・国立博物館なども含めると総面積は660ヘクタールに及ぶという。

鹿だらけで糞尿の匂いが…。
梅雨や真夏に散策するのは考えただけでも恐ろしい。
ハート型の絵馬に興ざめし、馴れ馴れしすぎる鹿に辟易とするが、全国に約1000社ある春日神社の総本社ということに敬意を表して、子供たち用のお守りを購入。
御朱印帳は寺院でまとめているため、いただかず。

奈良御朱印14

平成30年の中金堂の落慶を目指して、大復元作業中。
本殿ではなく国宝館へ。見所満載。書ききれない、というより、覚えきれない。
2日目の最後で、へとへとだったことは言い訳に過ぎない。
博識ならぬ薄識に呆れつつ阿修羅を含む八部衆立像のクリアケース購入。
御朱印「令興福力」の由来は、藤原鎌足が信仰していた『維摩経』にある経文「福力を興さ令む(ふくりきをおこさしむ)」とのこと。

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これにて、御朱印ラリーの奈良編終了。
長かった・・・
母と親戚へのレポートもどきの駄文にお付き合いいただき、ありがとうございました。

メリークリスマス!


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御朱印アイコン  wrote by 1961_TM
実はまだまだ続く奈良編。あと2回ほどですから、おつきあいのほど・・・

奈良御朱印11

広大な東大寺の敷地奥にひっそり佇み、大仏殿の賑わいが嘘のような戒壇院。
出家者の受戒(正規の僧となるための戒律を授けられる)施設として鑑真和上を招いて創建されたそうな。
ここを訪れた目的は、すべて国宝の四天王像。
イケメンぞろいで、中でも広目天はスーパーモデル級。
土産にクリアケースを購入した。


奈良御朱印12

春日大社の二の鳥居の南方に位置し、観光バスが入れない細い道の上に建っている。
本尊の薬師如来坐像(国宝)より、それを守る十二神将のほうが人気が高い気がする。
近年、CGで色を再現。それがビデオ放映されていた。
極彩色の衣装をまとった古代のヒーロー像である。


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御朱印アイコン  wrote by 1961_TM
奈良御朱印08

奈良都いえば東大寺。
あまりにも有名なので、どうせ教科書…と高をくくっていたら、大間違い。
まずはその大きさに圧倒される。
大きいことはいいことだとは全く思わないのだが、
ここまでの巨大さには感嘆・拍手せざるをえない。

奈良御朱印09

南大門の木造金剛力士立像(国宝)。
高さ8.4メートルの巨大さもさることながら、
躍動感は半端じゃない。圧倒される。
阿形は修復中で拝めず。
向かって右が吽形、左が阿形。
これは一般的な仁王像の安置方法とは左右逆らしい。何故だ?

現存の大仏は像の高さ約14.7メートル。
ゴジラとまともに戦えるのは
この大仏様しかいないのではないか。(失敬!)
聖武天皇はどんな発想をしていたんだか。
創建当時の大仏と大仏殿の建造費は
現在の価格換算で約4657億円らしい。

奈良御朱印10

東大寺はまだまだ続く。
なぜならここは国宝だろうが重文だろうが、写真撮影OKなのだ。
建物も仏像もすべてデカイが、参拝者・観光客にも太っ腹なのである。

大仏殿の中の四天王像。
これも大仏サイズに合わせ、とにかくデカイ。強そうである。
左の写真が廣目天、右が多聞天。
真ん中の増長天、持国天は、残念ながら首のみしか現存していない。


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御朱印アイコン  wrote by 1961_TM
ワン・ツー・スリー、ワン・ツー・スリー、ワン・ツー・スリー・・・

心の中でそうつぶやきながら、黙々と階段を登る。
別の日には、
いち・に・さん、いち・に・さん、いち・に・さん・・・のときもあった。

123は、東急田園都市線のホームから、JR山手線のホームまで登る階段の段数。
渋谷駅イメージ
 ※借り物画像を加工したイメージです。

リーマン直後、僕はもうなすすべがまったく思い当たらず、ただただ会社に出ているだけだった。
ある朝、ふと数えたら123段。
以来、登るたびに、ワン・ツー・スリーとか、いち・に・さんと心でつぶやくようになっていた。

もう何年も前のこと。
いまは渋谷ではない駅で乗り換えているから、そんなことはすっかり忘れていた。
先日、打ち合わせで直行する際、田園都市線から山手線に乗り換えた時に思い出し、あらためて数え直したら、やっぱり123段だったのだ。


選挙が終わり、さっぱり効果がわからないアベノミクスとやらが再起動するようだ。
政治に期待はしない。
僕は僕で生きていくしかないから、これでいいのかと自問してはいるけど、あのリーマン直後の「焦り」からは遠く離れているかもしれない。
もう一度、あの焦りを思い出さないと、ずぶすぶと日常に甘えてしまう。

いち・に・さん、いち・に・さん、いち・に・さん・・・


【本日の一曲】 咲坂と桃内のごきげんいかが1・2・3 by スネークマンショー


水前寺清子の「三六五歩のマーチ」にしようかと思ったけど、こっちのほうが、僕らしいかな。
ひあういごぉえぶりぼでぃ、かもん、ろっくんろーる!


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スライド12  wrote by 1961_TM
奈良御朱印06

2日目。
法華寺に近いからその前に、と立ち寄る。
地元の小さな寺といった風情。
誰もいなけりゃ住職もいない。
そのため御朱印は書き置いたものをペタリと貼ることに。
左上の五重小塔は、なんと国宝。
展示方法が無造作すぎるようにも思えるが、
遠慮なく拝めるうえに、写真撮影OKなのが有難い。


奈良御朱印07

本堂で由来の話はラジカセ。
パンフもなければ、拝観のチケットも素っ気なく、裏も白紙。
光明皇后ゆかりの門跡尼寺で、由緒はすこぶる正しいが、やる気あるのか? 
兵火や地震の被害から復興させたのは豊臣秀頼と母の淀君とのこと。
物語で描かれる淀君は概ね悪役だが、
関係者はどのような心持ちで大河ドラマを観るのだろうか。
ちなみに交通機関は不便極まりなし。
次への移動が大変だ。歩け歩け。



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御朱印アイコン  wrote by 1961_TM