SNS+パワーハラスメント=ソーハラ! | 1960+(50代3人による暇つぶしのお供)

1960+(50代3人による暇つぶしのお供)

玉下奴郎とその仲間たち、計3人のブログ。 音楽、映画、書籍、時事などなど、50代(1960+世代と呼ぶ)にまつわる話題をつらつらと。「暇つぶしのお供」にどうぞ。

同僚から聞いた実話。
久しぶりに取引先と会った席で…。
「あれ、足の具合がお悪いんですか?」
「え~、僕のFacebookを読んでないんですか? 先日、捻挫をしたって書いたじゃないですか!」

おいおい、FaceBookのアカウントを持っているからと言って、
アナタの友達申請を受けたからと言って、
アナタの書き込みをつぶさに読んでいると勘違いすんなよ!

でもTwitterでもmixiでも、こういうケースがあります。
SNSの普及で誰でも様々な情報を発信出来る。
自分の日常(何を食べた、何処へ行った、滑った転んだも含めて)を、
自分の好きなタイミングで好きな表現で発信できる。

でもこういう書き込みをする本来の動機は、
以前、1961_TMさんがこの1960+のブログで書いたように、
“僕は此処にいるよ”というメッセージの発信だと思う。
単に自分の備忘録なら、わざわざSocial=社会へ発信する必要はない。
手帳や日記に手書きで記すか、自分のPCのHDに記録しておけばよい。

従って書き込む内容で“自分はこういう生活をしてる”とか、
“自分はこういう人間である”というイメージ付けをしたいのだと思う。

先日、新聞の社会面に
“SNSで職場でのつきあい方に悩む人が目立っている”
という記事が掲載されていた。

先に述べたような「書いたけど、読んでくれてないの?」とか、
上司や取引先からの友達申請を求められるとか、
同席をしていた飲み会の写真を勝手にアップされたとか、
(その人はその飲み会に出るために他の予定を断っている)
まぁ、様々なケースが紹介されていた。

中にはその結果、本来は自由に投稿できる自身の“ウォール”へ、
特定の誰かが読む事を前提として本心とは違う事を書いたり、
上司や取引先の日記を “業務”と感じながら読んでいたり…。
(当然、“いいね”をクリックしなければならない!)

ソフト開発会社のジャストシステムがFacebook利用者900人に調査したところ、
上司や先輩などからの友達申請は「受けざるを得ない」という回答が31%だった。

ここまで来ると、明らかにパワーハラスメントに類すると思うが、
残念ながら上司や取引先の方にはその意識は希薄である。

SNSとは“ソーシャル・ネットワーキング・システム”。
社会的ネットワークをインターネット上で構築するサービスの事である。

まさに“社会”で起きている様々な事象が、デジタルの世界でも同様に起きる。

少なくとも我々1960+世代が若い頃には、
“ハラスメント”という現象はあても、言葉は一般的でなかった。
  (ついでに“花粉症”も“アトピー”も言葉としては一般的でなかった)

それが“セクハラ”だの“パワハラ”だのと一般化して、
とうとうデジタルの時代にまた“ソーハラ”なる言葉が一般化されるのだろうか?

  wrote by 玉下奴郎   SNS image_2