管理人してると

ゴミ収集にパッカー車

お二人で来てくれる

 

いつも挨拶して労うが

この日は怒鳴り声がして

 

ベテランが

若いのを叱り飛ばしてる

 

引き上げたあと

おおよそ見当はついた

 

なるほど

 

若いのを

シッカリ叱るだけの

情熱があるんやな

 

そんな熱き心ある上司

きょうび

おらんのとちゃう?

 

そう思うとさ

 

昨今の現役社員さん

ちゃ~んと教育

受けとんかいなと‥

 

思いを馳せてみたんじゃ

 

 

オレは昭和35年生

よく叱られて育ったで

(笑)

 

時代は変わった

 

今は

叱るより褒めて育てる

 

お説教よりアドバイス

 

親も先生も上司も

きっとみんな叱らない

 

叱られるとは何か

 

まず罵倒されて

全否定されること

 

そして

お説教が始まる

 

これは

行動形態を叱ったあと

話しが

思考形態に移るの

 

その思考を正さないと

また同じ失敗を繰り返す

 

だから昭和の上司は

罵倒したあとは

お説教してくれたのだ

 

「してくれた」のですよ

 

叱る人って、つまり

自分が泥かぶるワケ

 

 

嫌われ役を

買って出てるワケだ

 

そうせんことには

後輩は

一人前にもなれんし

 

人が育たんと会社で

メシ食えんようになる

 

つまりは親心情熱

あるからこそ叱るの

 

今それがないのは

冷た〜い関係なのよ

 

これはオレら世代に

責任があるんですわ

 

オレは叱るし

説教もしてきたけど

 

でも

オレの周りをみたらね

そんなんするヤツ

殆どおらんかったな

 

「アドバイスはするよ」

ってかい?

 

ほんなもん

アドバイスは

メソッド教えるだけやん

 

「こうすればイイよ」と

否定語つかわずに済む

 

それが指導やと

大半が思てけつかる

 

 

勘の良い若いのなら

自分の過ちに気づいて

詫びを入れるだろうが

 

叱られてもないんだから

詫びる必要は無いと

そのままにしとくのが大半

 

ってことはね

詫び入れたことのないヤツ

ばっかりが育つんですわ!

 

先日の

パッカー車での出来事

懐かしい匂いがしたで

 

 

冷たい男になったらアカン

 

ちゃんと言うたらんと

ほんまワヤになりよるで

 

大阪人は人情が売り

 

全国最後の砦やと思うて

やらんとあきまへんで