統一教会=「韓国」発祥で。

 

そういえば

昔読んだ本を思い出した。

 

金村義明「在日魂」

 

発行2000年11月で

買ったのは2001年。

つまり

金村氏には思い入れがある。

 

読んだ中での記憶で

たしか母親が

1000万円の大損をした。

 

それは、もしや

「統一教会」の系列だったか?

 

思い立ったら本を手に

すぐさまページをめくった。

 

あったあった。106ページ。

 

タイトル

頼母子講でやられてしもうた」

たのもしこう」と読む。

 

本にはこう書いていた。

「在日の人たちの間での総合扶養組織」。

 

つまり信頼ある人たち同士で

お金を集めて

「親」が管理運営し

満期になると利子が戻るんだとか。

 

頼母子講をググると

「日本古来の民間互助組織」。

まだ田舎で残っているようで。

 

宗教とは無関係でした。

 

胸騒ぎは空振りだけど。

本文に戻りますわ。

 

エネルギッシュな母親が

急に様子がおかしくなり

高3の金村は、見当がついた。

 

「なんぼやられたん?」

「500万やられた」

「アホやなぁ。待っとき」

とビールを注ぎ

「落ち着けや」と。

 

翌日。

「お母ちゃん正直に言うてみ。

 500万違うやろ。

 ほんまはナンボや?」

 

「1000万」

 

「もう死ねや」

 

そこで金村は言った。

 

「今にプロ行って二千万、

 お母ちゃんの手のひらに乗せたるよ

 

この言葉で

気持ちもスッパリ。

最後の夏の大会に向かえた。

 

泣かせるやないか。

 

その夏「全国制覇」して

プロの全球団が来た。

 

阪急は「原辰徳と同額で」。

8000万円&箕面200坪の好条件。

 

近鉄も参戦し口説く。

「うちは阪急より大きな会社」と。

 

くじ引きで近鉄に決まると途端

「手のひら返し」された。

 

契約金5500万(笑)。

 

でも母親が大損した

1000万円を大きく上回った。

 

晩年、

ラジオ出演の金村氏は

「在日魂」を自虐的に言う。

 

あれはボクの作文ですわ

 

これほど

高校球児OBが描いた

赤裸々な作文は他に無い!