振り向けば、ふりむけば。

 

「体罰禁止」なんて

今は当たり前だけどね。

 

オレらの時代から

体罰禁止は

「高野連の独り相撲」でしたよ。

 

でも今思えば「高野連」に

先見の明があったってことよ。

 

そこは認めよう。

 

やがて、

部員への叱咤も

相手へのヤジも

今では暴言、パワハラだ。

 

さらに

水分摂取やら、連戦回避やら。

 

 

投手の「球数制限」もルール化。

 

申告敬遠も、継続試合も採用。

 

まるで雪崩現象みたい。

 

**

オレも元来

「体罰」は嫌いでね。

自分の代で体罰は無くしたけど。

 

体罰禁止から、連戦回避まで。

これには「一貫性」がある。

 

かつて高校スポーツは

「過酷」の代名詞だった。

 

とくに野球部なんてのは

「ゴロツキ」の集まりだった。

 

外道を正道に導くために

「かつての野球」があった。

 

そんな時代があったんよね。

 

でも日本全体に

コンプライアンスが広まり。

 

例外も認められなくなり

高校野球も改革を迫られた。

 

高校野球は影響大なだけに

多方面でもっと変わってゆく。

 

意外にオレら世代も

今の改革を受容しとるで。

 

理不尽と思いながら

あの時代を過ごしただけにね。

 

各論はいろいろあっても

総論は大賛成じゃないかな。

 

こんなオレでも甲子園大会に

「マンモス県に不戦勝制度」

「コールド採用」をブログ提案した。

 

古くは「体罰禁止」から現在の

「連戦回避」にまで至った。

 

できれば中学は。

「部活の軟式」に基軸を戻して。

有名校がスカウトしにくい環境に。

 

小学生は道具がなくても

野球部員になれるように。

 

野球の敷居をもっと低くして

誰もがプレーできる環境に。

 

それをプロジェクトに。

 

「底辺」を育てないと

野球は特別な人だけのものに

なってしまうで。