二月。
阪神・江越の「技あり本塁打」を見て。
この形は、球界で流行と感じた。
ググってみたら、やっぱり
(↓ワタシのブログ)
ラオウに習った江越。
なにやら特殊なバットを使って
練習して来たんだな(これが)。
26日の清宮幸太郎の本塁打も
「やっぱり」同じニオイがした。
手首返しとらんがな!!
清宮も「シークエンスバット」の
愛好者であることが分かった。
手首を返すと
引っ張り過ぎてファールになる。
ボクも下手の横好きで
40年間もプレーしてきて。
たった一度だけ
この手首を返さない本塁打を体験。
貴重な一度だけの体験は
野球をやめた50代に(あとから)
メカニズムに気がついたんですわ。
(↓)その模様を、今年1月に書いた。
ファールになるのを嫌って
手首を返さずとっさに
バットを上に持ち上げた。
すると・・・
ボールとバットが「くっついた」。
くっついている間に
「打球に全ての体力を伝える」ことが出来た。
つまり手首を返すと
バットからの「タマ離れ」が早くなる。
この動画。
シークエンスバットから得る
「手首を返さない効果」を
「くっつく現象」とまでは仰っていないが。
バットとボール。
お互い丸いもの同士なので
どう当たろうが飛びますわ。
でも。
より精度の高いミートをするには
うしろの正面からの
「正面衝突」ですよね。
この衝突を如何に長く
ディープキッスさせるかです。
アッと言う間のキスだったら
せっかく鍛えた体力は、打球に伝わらない。
打球に伝える「時間」が必要なんです。
スイング速度よりも
「もっと大事なこと」があるのよ。
「ふぁ~」としたスイングで
スタンドインする打者って、いますよね。
ボールにバットの芯を
充分食らわせてさらに
スタンドに運ぶ動作をするから。
スローパワーでも入るんですね。
**
あのボーリングの
サポーターってありますよね?
ボーリングにお付き合いしたとき。
あれを見て直感して
先輩に尋ねたことがありました。
「あのサポーター。
手首をロックする役割でしょ?」って。
手首を使って投げるとブレて
ボールコントロールが利かない。
ボーリングのボールは「重い」からね。
手首ってのは
繊細な動きに向いていてね。
重量物に対応するには不向きで
ムリして使うと痛めてしまうのよ。
野球のバッティングにおいても
手首はインパクトで寝かせる(使わない)。
それが答えではないでしょうか。
まだまだ続くバッティングの旅(笑)。